SEC、空売り規制の不備でCBOEに600万ドルの罰金命令

by Forex Magnates at 13 June, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

541128_judje_hammer 米国の金融監督機関である、証券取引委員会(SEC)はこのほど、自主規制機関として規制や法令を順守させる機能を果たさなかったとして、先物およびオプション取引では最大規模のシカゴ・オプション取引所(CBOE)に対し600万ドルの罰金を課した。 

 SECの通告で焦点となっているのは、不正な空売りに対する規則および規制の適用にあたりCBOEに不備があったことだ。CBOEは600万ドルの罰金の支払いに応じており、罰金支払いの措置としてSECが定める規定を順守するとしている。

何が問題となったか 
 
 SECは、裸の空売り(取引の裏付けとなる株式を保有しないで行う空売り) が不正に行われることを防ぐために8年前に施行された「レギュレーションSHO」の規定を、CBOEが守っていなかった点を問題視した。SECの通告によれば、取引参加者による不正な空売りに対する警戒が強まっていたにもかかわらず、CBOEでは「レギュレーションSHO」を順守するための監視プログラムがまったく機能しておらず、不正が摘発されていなかったという。また、4年間にわたり他の分野においても規制や法令の順守が徹底されていなかったという。

 SEC規制執行部の共同ディレクターであるAndrew J. Ceresney氏は「市場における適切な規制の維持は、自主規制機関(SRO)の任務であり、取引参加者を積極的に取り締まり、証券法などの規則を順守させなければならない」と指摘する。また「今回のCBOEのように、SROが責任を全うせず、取引参加者の行為を規制できなかった場合、SECによる強制執行も辞さない」としている。

失望感

 取引所の規制監督に関する違反行為に対しての罰金措置は、今回が初のケースとなる。取引所に対して罰金が課された過去のケースでは、市場運営業務における不祥事が対象であった。

 SECはウェブサイトで、CBOEはSROとして連邦証券法および自主規則を取引参加者に順守させる義務を負っている、と明言している。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.