フォレックス・マグネイト IFXEXPOキプロス会議 第1日目
フォレックス・マグネイトは、現在、キプロスのGrand Resort Hotel in Limassolで開催されているIFXEXPOインターナショナルFXサミットをホストしている。グローバル銀行、リクイディティー・プロバイダー、テクノロジー、システム・プロバイダーなどオンライン・トレーディング業界から、約1,500人の業界関係者が参加している。
高水準のイベントで、多くの展示企業がFXとバイナリーオプション業界のエリートを抱え、業界で重要なテーマについてパネルディスカションを行っている。
初日が終わろうとしているが、今朝のディスカッションは、グーグルのIndustry Manager (Greece & Cyprus)であるGoogle’s Panagiotis氏とイスラエルベースのAccount ManagerであるEinat Nitzan氏の司会により、FXとバイナリーオプション・トレンドで始まった。
午後のパネルは、Boston Prime LtdのManaging DirectorであるMitch Eaglstein氏の司会により、リクイディティ・パネルでの詳細のやり取りで始まった。
会議では、リテールFX事業のサステイナビリティーと将来の成長が主題となった。FXCMのCEOであるDrew Niv氏は、「リテールFXビジネスがさらに成長するには、信頼が醸成されなければならない。現在、広いスプレッドを受け取っている顧客は、この業界が不公平な扱いをしていると思い込んでいる。この汚名を取り払い、成熟して行かなければならない。」と述べた。
キプロスと世界
Alpariは、キプロスの銀行問題が発生する前に事前の情報でキプロスから脱出していたと言われていた。CEOのDaniel Skowronski氏は、それは事実ではないと指摘した。
同氏は、「当社は、2010年にキプロスにやってきた。戦略的な動きで、多くの有能な人々がおり、ロシアの投資家は欧州の規制を好んでいた。機能性は、イギリスのFSAのようだった。昨年はボラティリティーが下がり、厳しい時だった。キプロスから脱出したのは、コストカットが理由だ。他の地域を含め、コスト管理を徹底し、すべてのオペレーションをイギリスから行うことに決めて動いた。その後、危機が訪れた。戦略によるものだ。」と述べた。
キプロスはハイレベル
Skowronski氏は、「FXを理解している点では、キプロスは日本に次ぐ2番目だ。キプロスと日本は、スタッフ、スキル、知識等インフラとしては利点が高い。」と付け加えた。
ゲインキャピタルのCEO、Glenn Stevens氏は、FXビジネスに精通した、熟練した労働力は財産だ。地域内で、欧州オフィスを容易に立ち上げられる。「MiFIDコンプライアンス、教育水準を持った人材、実務に精通した人々、EUパスポートなどだ。会社を成長させたいなら、ここの人材群は一考に値する。バミューダとケイマンを見てきたが、人材が限られ輸入すべきだ。」と述べた。
この記事の原文はこちら(Original article by Andrew Saks McLeod at forexmagnates.com)
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