Traiana FX ポスト・トレード・フロー

by Forex Magnates at 17 May, 2013 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

 先週、「CLS BankとFXセトルメントの世界」をレポートした。FXセトルメントとポスト・トレード・フローのオリジナル・レポートは、フォレックス・マグネイトQ1レポートで、Traianaのオペレーションにフォーカスしている。

 取引をトラックし、クレジット関連をモニターすることは、金融機関にとって頭痛の種だ。取引が成立した場合、大量のポスト・トレード・フローが各取引に発生する。各取引に関して、価格、サイズ、商品種類などの基本以外に、ブローカーは、莫大な詳細レポートが求められる。カウンター・パーティー、取引顧客、ダイレクト・トレードかプライム・ブローカー・トレードか、匿名又は公開プラットフォームか、などが含まれる。

compression 取引記録が終了後、取引相手との決済フローの確認、顧客への取引報告が求められる。このプロセスは複雑であり、ブロック取引をファンドレベルに分割し、執行後に異なった取引機関に送信される。

 この入り組んだ詳細の世界では、数点の情報の欠落が全体に波及する混乱を与え、顧客を失望させるセトルメント問題に発展する。

 ポスト・トレーディング・フローのトラックとレポーティングと併せ、クレジットをモニターする必要がある。クレジット・モニタリングは、プライム・ブローカレッジでは特に重要で、プライム・ブローカー(PB)の名前で取引した顧客とエグゼキューション・ブローカー(EB)に関して行われる。

この段階で、EBは顧客が十分な資金をPBに置いているか知る必要がある。これを行うには、PBはPBの顧客のために、EBとDesignation Notice Agreements(指定通知契約)を交わす必要がある。この契約によって、各カウンターパーティーは取引を許されることになる。

 Traianaは、ポスト・トレード・フローを処理するために、FXプライムブローカー(FXPB)向けサービスを13年前から行っている。TRMと呼ばれる自動システムは、FXPBにマニュアル・マッチングの入れ替え、クレジット・モニタリング、顧客とカウンターパーティー間の請求、トレード登録機能を提供した。

 同社の次のステップは、Harmonyと名付けられた商品を作り上げることだった。Harmonyは、PB、EB、バイサイド顧客を接続するクロス・インスティチューション・ネットワークだ。同ネットワークは、ポスト・トレードのモニタリング機能を提供するだけでなく、カウンターパーティーとのメッセージング機能も備えていた。

Jill Sigelbaum, EVP, Global Business Development & Alliances at Traiana

Jill Sigelbaum, EVP,
Global Business Development & Alliances at Traiana

 TraianaのGlobal Business Development & AlliancesのEVPであるJill Sigelbaum氏は、「Harmony networkは、問題が起きた場合、顧客取引を停止するためにPBによって利用される。PB側では、Traianaは各ECNに対して、ビルトイン・キルスイッチを持っている。顧客がマルチECNで取引を行っている場合に、クレジットリミットを超えた場合、或いはアルゴリズムが不調となった場合に、キルスイッチが作動し、顧客がさらに取引を行うことを停止させる。」と語った。

 将来

 Traianaは、FXポスト・トレード処理に加えて、プリ・トレードとマルチ・アセットを業務範囲にしてきた。取引が行われた後に、クレジットの使用状況をチェックするポスト・トレードに対して、プリ・トレードは、取引を執行するために資金は十分あるかを分析する。

 Traianaは、マルチ・アセット・クラスのカバレッジと他のサービスを提供し始めた。それには、リクイディティ・プロバイダーとPBを結びつけ、CFD向けHarmonyを提供することを含む。Sigelbaum氏は、同社がネットワークを中央決済機構(Central Clearing Houses)とトレード・レポジトリ(Trade Repositories)と接続し、FX、金利、CFDのポスト・トレード・フローのモニタリングを可能とするようにしたと述べた。

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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