MB Trading社 最低自己資本維持違反により 20万ドルの罰金

unemployed-guy12-sml 米商品先物取引委員会(CFTC)は、カリフォルニア州のFXブローカー、MB Trading社に対して、最低自己資本維持違反により、20万ドルを支払うよう命じた。

 罰金は、CFTCの検査後に確定した。同社は、FCM(先物取引業者)としてリテールOTC FXトレーディングを提供していたが、自己資本として維持しなければならない2,000万ドルを満たしていなかった。指摘によると、同社は、調整自己資本の計算に当たって、組み入れることが適正でない4つの口座の資金を自己資本に算入していた。CFTCはこれを発見し、同社に再計算させたところ、2010年10月18日から2012年3月1日まで456日間に亘って、最低自己資本を満たしていなかったことが判明した。

 米OTC FX市場は、新たな規制導入後に動揺が深まった。レバレッジ、注文ルール(FIFO)、自己資本規制が原因だ。2008年のグローバルな景気後退後に導入されてから、新ルールは米市場に大きな影響を与え、ブローカーとトレーダーの数が減少した。

 新たな最低自己資本ルールは、2010年10月18日から施行された。FXを取引する個人投資家を保護することが目的だった。同ルールによって、ブローカーは、RFED(リテールFXディーラー)、又はFCMとしてリテールFX取引に関与する場合は、調整済み自己資本を最低2,000万ドル以上、常に維持しなければならない。状況によっては増額され、顧客への総負債に応じて、十分な資産を維持することが求められる。資金の性質に応じて複数の規制があり、自己資本及び資産の計算に組み入れられるか否かが決まっている。

 OTCブローカーに対する最低自己資本規制は、主要規制当局間では共通している。プリンシパル・ブローカーとして営業する英ブローカーは、730,000ユーロの最低自己資本を維持しなければならない。現在、米国の規制が最も厳しいが、トルコ金融当局であるSPKの新ルールは、米国の規制に沿っている。

 MB Tradingは、米国ベースのFXブローカーの一部だが、FX市場の規制変更に対処する為、海外市場も視野に入れてきた。複数の米ブローカーが、より低い自己資本規制が適用され、レバレッジを100~200倍で維持できる英国にオフィスを開いた。

この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

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