国際決済銀行(BIS) 下半期レポート発表:取引高下落

by Forex Magnates at 14 May, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 予測がつかないことは恐怖をもたらすが、FXの参加者には魅力の一つだ。取引高に関する方向性についても、例外ではなかった。2012年は下落スパイラルにあり、世界の取引高が低迷していた。国際決済銀行(BIS)は、下半期レポートで詳細を報告した。取引高低迷への洞察を与えている。

 日本のレバレッジ規制25倍も、2012年の低迷の要因の1つに含まれていた。

 2013年第1四半期は、完全に違った景色をもたらした。世界中のブローカーの取引高が急騰した。DMM.com証券は、外為ジャパンの買収後の頃と比べ、取引高が5倍となった。

 BISレポート:詳細取引高

 FX業界は、重要なグローバルトレンドを捉えようと試みている。先週公表された新データは、北米の起こりうる規制とスワップ先物の登場などについて、市場参加者による意見を引用している。

 データは、5月7日に下半期OTCデリバティブレポートとして、BISから発表された。期間は2012年6月から12月だ。最終の想定元本残高は、6兆ドル減少したものの、633兆ドルとなった。

 SuperDerivatives社のZohar Hod氏によれば、FXデリバティブはクロスボーダー・トレードで、ビジネスに安定性を与えるための重要なヘッジ手段としての役割を果たしている。

 BISは、6月から12月にかけて、対ユーロ、スイスフランで下落した米ドルによって、データの一部が隠れてしまったと述べた。これらの通貨建ての契約は、米ドルベースでは金額が増加していた。

 Hod氏は、米ドッド・フランク法 第VII条として新たな規制が施行されるが、OTCデリバティブの将来に対する市場参加者の不安を反映した結果だと思っている。

 彼は、「規制の方向に不確実性があり、バイサイド、セルサイド共に、リスクを感じている。リスク管理のコストも見えず、明解な指針が打ち出せていない。OTCデリバティブは、機関投資家にとってリスク管理の重要な要素であり、この不確実性が全体の取引高に影響を与えた。」と述べた。

 ドッド・フランク法は、徐々に施行されるが、今年の初めに、主要スワップ参加者によるトレード・リポジトリーへのOTCデリバティブ取引の報告が始まった。6月10日から、米バイサイド企業に対してOTCデリバティブの中央決済制度がスタートする。

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この記事の原文はこちら(Original article by Andrew Saks McLeod at forexmagnates.com)

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