規制当局 詐欺とマネーロンダリング対策 プリペイド・クレジットカード利用を制限

by Forex Magnates at 14 May, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

国際的な規制当局は、顧客からFXブローカーへの支払手段に注目している。リスクは、特にクレジットカード取引に付随している。クレジットカード取引が注目を浴びる中、カード取引自体は規制に準拠していた。カードの発行体が、カード所有者と資金の源泉の証明を保持していたからだ。

しかし、このことは、FX口座のファンディングのために広く使われているプリペイド・クレジットカードには、当てはまらない。英規制当局は、オンラインOTCブローカーに、資金の源泉地が不明なまま資金を受け取った場合、厳しい処罰を受けると警告した。詐欺が起きていなくても、当局検査で資金の源泉地が記録されていない場合には、告訴の対象となる。

米NFAは、FXブローカーに対するクレジットカード入金を規制すると提案したが、未だ実施はされていない。Moneybookers社や Neteller社のようなe-ワレット提供者は、リスクが非常に高いと判断された場合には、顧客に資金を戻している。クレジットカードによる支払は、プリペイド・クレジットカードの支払より、リスクが小さいと英規制当局は考えている。

Trevor Clein, Director of Compliance MRLO
Delta Financial Markets

匿名性

リテールFXブローカーの多くの顧客が、入金のためにクレジットカードを利用している。調査によると、この目的のためにプリペイドカード増加した。

規制を受けたブローカーは、合同マネーロンダリング対策グループガイドライン(Joint Money Laundering Steering Group :JMLSG)によって、ファンド受益者が投資目的であることを証明するよう求めている。プリペイドカードでは不可能だ。

プリペイドによる詐欺取引の可能性が非常に高い場合には、英FCAはプリペイドカード詐欺を防止できるようなシステム管理を求めている。

Delta Financial Markets社のDirector of Compliance MRLOであるTrevor Clein氏は、「詐欺は起きないようにしなければならないが、詐欺が起きてしまった場合、規制を受けているブローカーは違反を起こしたこととなり、重い罰金が避けられない。」と述べた。

人気がもたらすリスク

プリペイド・クレジットカードの人気と利用頻度の増加は、カードが一般的に使われている、アジアやアフリカのリテールビジネスの拡大に連動している。

Clein氏は、「アジアやアフリカでは人気がある。人々は銀行口座を持たず、プリペイドカードに資金を入れて、インターネットの買い物やFXブローカーへの入金に利用している。MoneyBookersやPayPalは、同様にプリペイド・カードだが、MoneyBookersはFCAの規制を受けており、PayPalはFXブローカーとの入出金を認めていない。」と語った。

グローバルな世界で、キャッシュレスの動きを目の当たりにしている。プリペイドカードはソリューションを与えているが、コストが高い。負の面では、マネーロンダリングや詐欺に使われやすく、普通のクレジットカードやデビットカードの方が安全だ。興味深い状況で、入金手段として、バーチャルコインであるビットコインが利用できないかという疑問が生じる。

カナダのFX企業であるOANDAは、最近、カレンシー・コンバーターにビットコインを追加した。VP of TradingのCourtney Gibson氏は、「資金入金のために、ビットコインを受け入れる予定はない。アイデンティティが証明されていなければ支払手段には成り得ず、詐欺グループに利用されるリスクが高い。」と述べた。

この記事の原文はこちら(Original article by Andrew Saks McLeod at forexmagnates.com)

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