英FCA(金融行為監督機構) バイサイド プラットフォーム使用料徴収方法に新規制

fca 英FSAに取って代わったFCAは、最初の1か月は多忙だった。4月1日以来、FCAは罰金や告発を続けてきたが、現在投資顧問会社のプラットフォームに関する手数料チャージについて規制しようとしている。

 FCAは、投資家がプラットフォーム手数料に対して、より透明性のある開示を得られる様、ルールを発表した。将来、助言業、一任を問わず、プラットフォームは投資顧問会社からリベートを受けることが禁じられる。代わりに、プラットフォーム・チャージが支払われ、投資家に開示され、合意される必要が出てくる。

 現在、投資顧問業者のような投資商品の提供者は、いくつかのプラットフォームにリベートを支払っている。このリベートの源泉は、投資家が支払う投資顧問料が基になっている。いくつかのプラットフォームは、使用料が無料のような印象を与えるが、開示が不十分なため、投資家はプラットフォームの実際の手数料が把握できていない。

 FCAは、投資家が使用するプラットフォームのサービスについて、完全に情報を得て選択できるようにする。

  • プラットフォーム・チャージの名目で、支払われるプラットフォーム・サービスのコストが、投資家へ開示され、同意されること。
  • プラットフォーム・コストが不透明になるので、一任運用業者向けプラットフォームからのキャッシュ・リベートを禁止。

 Delta Financial Markets社のCompliance Officerである、Trevor Clein氏は、「今回の規制は、FCAが作り上げようとしている気風と文化に沿っている。透明性が大事で、FCAは指標がLiborかPPIかは気にしない。リベート・ストラクチャーのようなものを排除し、顧客保護を実現することに注力している。」と述べた。

 さらに同氏は、「プラットフォームを利用するユーザーのコストになることは間違いない。この対応が、運用業界にネガティブな影響を与えるとは思っていない。」と付け加えた。

 この規制は、2014年4月6日に施行されるが、新たなモデルに変更するまで2年間の猶予が与えられる。2016年4月6日には、新方式により、プラットフォーム使用料を新規、既存顧客にチャージすることになる。

 FCAの政策・リスク・調査担当DirectorであるChristopher Woolard氏は、「プラットフォームは、価値あるサービスを提供するが、しばしば投資家にとって、サービスコストの点で不明瞭だった。顧客は、期待するサービスと彼が支払っている対象について、より開示され、知る必要がある。投資家とアドバイザーの双方が、異なるプラットフォームのコストを比較できるようになり、プラットフォームを選択して、価値ある意思決定ができるようにする必要がある。

 業界の懸念を聴取し、実態を把握し、競争力のあるプラットフォームが役割を果たせるようルールを導入してきた。すでに市場が、今回の変更を織り込んだ透明性の高いプラットフォーム・チャージ方式を採用する商品に移行し始めているのを見て、勇気付けられている。」と語った。

 Tradency社は、今回の規制変更に先立ち、昨年、ビジネスモデルを変更している。これまで、従量制でチャージしていた仕組みを、顧客一件あたりのフィー・ストラクチャーに変更した。同社CEOのLior Nabat氏は、「ビジネスモデルに透明性が求められていることは、理解しており、従量制でなく、テクノロジー・フィーとしてチャージし、ブローカーの顧客獲得を支援できるようにした。」と語った。

この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

latestreport_here

フォレックス・マグネイト日本版公式facebookページ





コメントはまだありません.