なぜ、フォレックス・マグネイトは、ビットコインをカバーするのか?

by Forex Magnates at 16 April, 2013 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

bitcoin logo読者は、私たちがビットコインにフォーカスし、多く取り上げていることに気付かれたと思う。エグゼクティブ・ムーブのコラム同様、すべての記事がトップページに来るわけではない。巨大なFX市場に関係が薄いこともあり、ビットコイン・セクションで見ることが出来る。

なぜ、ビットコインに注目するのか?

フォレックス・マグネイトは、ビットコインについて内部で話し合い、昨年の第4四半期レポートに、ペイメント・ソリューションのタイトルで、特集記事を組んだ。重要性を理解する為に、PayPalによる支払いの検証から始める。

ドット・コム バブル期にPayPalは誕生し、インターネット・マネー・トランスファーのサービスを開始した。個人や小規模事業者は、クレジットカード・マーチャント口座を開かなくても、支払い・受取りの資金決済ができるようになった。PayPalの拡大を見て、eBayが同社を買収した。PayPalを抱え込み、eBayはプロモーションを展開した。PayPalが証明したことは、世界中の売り手と買い手を結ぶオンライン決済が、安く効率的な支払いに巨大なニーズがあることだった。

PayPalに続き、支払い手段に巨大なイノベーションが起きた。モバイルペイメント(Square, Intuit, SAIL)、セキュアなトランザクション処理(SSL)、シンプルTwitter/Facebookトランザクション・リンク(Ribbon, Chirpify)、リアルタイム・バンクトランスファー(Giropay, iDEAL)、その他(FXとゲームセクターで、SafeCharge, NetPay, AlgoCharge)だった。

ビットコインで、P2Pペイメントが最初に広まった。通貨を使い、ユーザーは、素早く、無料でお互いの支払いを済ませた。インターネット・ペイメントが行われ、ビットコインは、P2P取引で盛り上がった。ビットコインの良い点は、匿名性が無く、非政府管理通貨であり、世界中に簡単に資金を無料で送金できる点だ。

マーチャントにとって、通貨と大きな違いの一つは、ボラティリティだ。買い物で1,000ドルをビットコインで受け入れた翌日、USD/BTC(米ドル/ビットコイン)が、25%下落した場合どうするか。解決策として、BitPayは、0.99%の手数料でビットコインの受け入れ後、直ちに通貨へ転換している。他のインターネット決済が、2.5%程度の手数料を課していることと比較すると、P2Pへの経済性は高い。ビットコイン受入れの著名企業の1社となったWordPressは、ボラティリティ・リスク無しに、受け入れている。

ビットコイン ファンダメンタルズ

P2P使用の利点の他、ビットコインにはファンダメンタルズな理由もある。政府が保証していない、本源的価値のないデジタル通貨に、ファンダメンタルズを求めるのは違和感があるが、どの国の通貨規制にもコントロールされていない。

私たちの視点

私たちは、2012年第4四半期レポートのペイメント・ソリューションに関する件について、以下の様にレポートした。

電子マネーとは、ユーザーのパソコンのドライブもしくは、第三者機関のどちらかに保存される、電子的通貨である。現在、利用可能な電子マネーは多種存在し、その中の一つにビットコインがある。ビットコインは、そのベースコードが評価され、最も信頼出来る電子マネーである。ビットコインは完全なる電子マネーで、どの国にも、どの現物資産にも関わっていない。しかし、非常に複雑なプログラミングコードから成る商品で、インフレ抑制の為に既定以上流通されず、コインに価値(希少性)をもたらす。クレジットカードと同様に、ブローカーがビットコインのマーチャントになる為には、支払いの送受信を行う第三者ペイメントゲートウェイと提携する必要がある。ビットコインのメリットは、システムからの支払いが、一時間後には取り消しが出来なくなり、不正行為のリスクが制限される事だ。また、世界中でビットコインを受け取る事が出来る一方、デメリットは電子マネーであるが故に、取引を監視する規制機関がない事と、マネーロンダリングの懸念がある事だ。この支払い方法が広く普及した今、金融規制当局が、管轄地域内のブローカーがビットコインによる支払いを受け取れるかどうかについて制約を課す可能性がある。どこからもサポートされていない世界共通の通貨という考えは、ブローカーにとってリスクがあるように見えるが、このシステムのユーザー数が伸び続けている事は事実だ。従って、このサービスを採用する企業が増えれば、ビットコインでの入金を希望する顧客数も増加するだろう。

基本的に、デジタル通貨の理論的裏付けは、しっかりしている。問題は、ビットコインがデファクト・デジタル通貨になれるかだが、少なくとも今後5年間は、答えが見えないだろう。

FXの世界でビットコインを分析するには、2つの視点がある。1つは支払い通貨であり、一方はトレーディングだ。支払い面では、クロスボーダー取引に付随する高いフィーを避けたい、他国からのクロスボーダー送金を行わなければならないトレーダーがターゲットになる。心配事は規制だ。規制当局にとって、顧客の安全とマネーロンダリングが重要だ。前向きなブローカーは、KYC(顧客審査)とコンプライアンスがリスクを減らすと考えている。トレーディングに関しては、エキゾティック通貨でも存在しないような、ボラティリティがあることだ。FXトレーダーの一部は、このボラティリティを持つ、USD/BTCに興味を持つかもしれない。この性質から、ビットコイン・トレーディングが、取引所取引から、ブローカーのプラットフォームを通した、OTC取引に移行するか探っている。

前回触れたように、取引所外で取引されるビットコインは、通貨に好影響を与えるかもしれない。需要、供給のバランスを保つうえで、貢献する可能性もある。

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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