エグゼクティブ インタビュー: ゲインキャピタル社CEO Glenn Stevens氏

2012年は、業界全体が難しい年だった。成熟し、FX業者大手であるゲインキャピタル社(以下、ゲイン)も、このトレンドの証言者となった。同社は、前年に比べ、取引高が激減した。結果、2012年の利益は、微増に留まった。

CEO Glenn Stevens氏のリーダーシップによって、2013年は、興味深いスタートを切った。米国市場から撤退した、FX Solutions社の北米顧客ベースを買収した。

さらに、ゲインは先月、London Capital Groupの買収に興味を示した。しかし、この件は、下記の追加精査により、先に進まなかった。ゲイン内部で、現在、多くの興味深い話が行われているのは、疑いない。フォレックス・マグネイトは、Glenn Stevens氏に会社の重要事項と思われることについてインタビューを試みた。

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Glenn Stevens
Chief Executive Officer
GAIN Capital

ゲインは、2012年の決算を発表しました。収益は、2011年比、17%減となりましたが、原因は、何でしょうか?2013年の成長プランを聞かせてください。

FX業者全体にとって、2012年は、チャレンジングな年だった。ボラティリティーは、数年来で最も低く、顧客取引は、相応に低下した。直近2か月は、ボラティリティーの回帰を目にしたが、全体としては、相対的にはまだ低いが、2013年の良いスタートとなった。

一方、ボラティリティの戻りを待つわけにはいかなかった。2012年は、事業の分散で大きく前進した。リテールでは、CFDの商品群を増やし、中東やアジア太平洋地域の基盤を拡大した。第3四半期に、Open eCry社の買収により、先物市場に参入し、直近3か月で、GFTとFX Solutions社の買収を終えた。

結果として、2012年の年末に、顧客資産は44%上昇し、入金口座は11%増加した。将来を思うと、当社は市場の上昇の恩恵を受けやすい立場となり、事業を有機的に拡大できる、確かな基盤を構築できたと考えている。

今日、ゲインが参加している市場はいくつですか?新たなグローバル市場への参入戦略はどんなものですか?

リテールOTC市場で、FOREX.comは8か国語に対応し、世界中にサービスを提供している。ホワイトラベル業者とも、特定の市場でパートナーを組んでいる。2012年は、リテール取引の28%が北米、28%が中近東アフリカ、42%がアジア太平洋地域となった。

新規市場では、市場機会を調べ、現地企業との提携も視野に入れている。時に、それが私たちのブランド力を高め、合理的であれば、提携先のブランドも利用する。

米国市場については強気ですか、弱気ですか?昨年、数社が撤退し、米国は業務が難しく、コストがかかると言われています。クレジットカード入金が禁止になった場合、北米事業への影響はどうですか?

当社は、北米市場については、引続き楽観的だ。2013年に入り、いくつかが私たちに優位に動いている。高いブランド力、競合他社の減少、先物市場による貢献だ。当社のFXと先物の提供が、シナジーを発揮していることに興奮しているが、米国市場は、先物商品のクロスセリングにとって、大きなチャンスを与えてくれている。

クレジットカード問題については、2012年の全ての入金の内、10%がクレジットカードだった。従って、影響は限定的だ。しかし、当社は、米国のトレーダーがその便利さに慣れていて、安い資金調達の道に慣れていると思っている。NFAがクレジットカードの使用を全面禁止するより、制限をする方向を提唱している。

中国は、どう見ていますか?

中国は莫大な機会を持っているが、案内するにはトリッキーな市場だ。数年以内に、いくつかの規制が変更になると期待している。市場が開放された時には、市場シェアを取れるよう、上手く準備できていると思っている。

ホワイトラベルビジネスについて教えて下さい? このビジネスに、ゲインは今も注目していますか?

2012年のリテールの内、当社のダイレクトビジネスは、37%だった。従って、ホワイトラベルビジネスは重要分野で、引続き注目している。昨年、トルコ、米国、香港、東欧、ニュージーランドのホワイトラベル業者が加わった。

法人ビジネスのGTXはどうですか?現状の競合他社とどのように競争して行きますか?

法人ビジネス向け、GTXが生まれて2年以上になった。昨年、取引高は2倍になり、貢献度は高まり、トップ商品の1つになった。今日の競合の中で、プラットフォーム上のリクイディティをどのように構築するかという戦略的な見通しが大事だ。その点に、努力を傾けている。当社はECNテクノロジーを差別化し、すべての顧客が互いに直接取引できるユニークな中央決済モデルを構築している。さらに、エージェンシー・エグゼキューション・デスクは、複雑な取引を実行したい顧客向けにサービスしている。2013年は、GTXにとってとても興味深い年になるだろう。

M&Aや市場の統合について、ゲインが積極的に取り組んでいると話されますが、今はどうですか?

直近のGFT、FX Solutionsの買収は、米国市場におけるリーダーシップを強めた。重要な点は、これらのディールが、ゲインをこの分野のグローバルプレーヤーと位置付けたことだ。この点は重要で、将来の有機的な成長はプロダクト・ミックス、顧客セグメント、地域サービスの拡大を伴う戦略的買収によって、補完されるからだ。案件を発見し、評価し、完了させる能力と、顧客、チーム、新規ビジネスを統合させて行く能力の全てが当社の重要な競争力となっており、今後の成功にも不可欠だ。

この記事の原文はこちら(Original article by Andrew Saks McLeod at forexmagnates.com)

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