続編:眼前に不透明性-キプロスのFX業界揺れる

by Forex Magnates at 19 March, 2013 カテゴリ: その他 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外その他 | 海外総合

 キプロス経済の破綻を避ける救済案の一方、銀行預金に課税するという週末の出来事を受けて、キプロスのFX、バイナリーオプション業界の将来がどうなるのか衆目を集めている。

 欧州の国々が、救済案について、すべて承知しているわけではないが、キプロスについては、多くの異なった状況が考えられる。

 その他の法令の規定に無関係に、同国のすべての金融機関は、預金に対する税金の徴収を進める。:

 (a) 100,000ユーロまでは、一律、6.75%

 (b) 100,000ユーロを超える場合、一律、9.99%

 2013年3月17日付で、同国の金融機関にある預金に課税される。政府が税金の徴収を確保するために、預金の引き出しは、禁止されていた。

 銀行による計算違い、政府上級高官による書面認可等の特殊な場合を除き、すべての口座が、この課税に従う。

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週末にかけて、預金を引き出そうと、
銀行に殺到する預金者たち

 この島国は、独立以来、適度の繁栄を謳歌し、魅力的な税法とシンプルな官僚機構により、このましいロケーションと相まって、金融セクターが発展した。そして、FXとバイナリーオプションのハブとして成長した。

 キプロスベースのFXとバイナリーオプションのブローカーは、規制に準拠した法人をキプロスに設立した。同国は、登録法人をサポートするインフラストラクチャーを有し、欧州の国際市場と中東の間で、地理的にも戦略的な架け橋となっていた。

 多くのブローカーが、本社をキプロスに構えた。現在、規制当局のCySECは、60件の新規登録申請を抱えている。

 同国は、FXとバイナリーオプションの専門性を有し、金融当局の規制は、ビスネス遂行に関して、欧州連合(EU)の規制要件と一致している。

 現在、キプロスのブローカーの銀行預金に関連して、起きうる2つのシナリオがある。

 (1) ブローカーの、キプロスの銀行に置いてある自己資本が(例えば最大10%)減額する

 (2) ブローカーの、キプロスの銀行に置いてある顧客資金が(例えば最大10%)減額することだろう。

 顧客資金と引き出し:

 キプロスの銀行にある残高に対する課税が行われても、同国のブローカーが直ちに倒産に陥るとは考えにくい。キプロス(又は、EU)のブローカーについて、極端なシナリオが適応されたとしても、投資家保護基金の発動等によって、上限に沿って顧客資金の補てんがなされる。

 同国の銀行システムに与えられた、レピュテーションは、顧客の安全性に及ぶ。多くの顧客が、キプロスのブローカーから資金を引き揚げ、口座を閉鎖するだろう。いわゆる、FX業界における、はじめての「ブローカー逃避」だ。

この記事の原文はこちら(Original article by Andrew Saks McLeod at forexmagnates.com)

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