ラトビア金融界 ユーロゾーン取引に参加か?

by Forex Magnates at 14 March, 2013 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

 昨年の9月、私たちは、ラトビアのRenesource Capital社の会長であるMartins Priede氏と話した。先週、ラトビアがユーロゾーン取引への参加を申請したが、来年のスタートを目標としている。私たちは、このニュースの詳細と同国金融界への影響を調査する為、Renesource Capitalをフォローすることを決めた。今回、ラトビアは、正式なユーロ取引加入申請を上げたが、同国通貨ラッツを2002年以来、ユーロに連動させている。2004年には、欧州連合(EU)に加盟した。Renesource Capitalのブローカー部長であるVladislavs Masalskis氏は、今回の申請の背景と現在の状況について、概要を次のように語った。

1) ユーロゾーンへの参入は、ラトビアの金融関連企業にどのような影響を与えるでしょうか?各企業が、従わなければばらない、新たな法律がありますか?

renesource logo 初めに、ユーロゾーンに参画する背景について説明し、分析や思考を進める上での情報提供から始めましょう。

 欧州通貨同盟(EMU) に参加した後の、インフレを人々は恐れている。この点は、私たちの北部近隣国であるエストニアの経験を考慮すると、経済的、論理的帰結というより、社会通念から発生した根拠の薄いものと思われます。

 多くのユーロゾーン内に蔓延する懐疑論は、現在のギリシャ、スペイン、イタリアの経済状況が、管理不能となる恐れを取り上げ、ユーロゾーンが難しい時期を経験しているので、EMUに加入するのは、経済面でも正当化できないというものです。一方、ユーロゾーン各国は、下落する経済状況による不透明性に対処するために、重要な財政金融政策を実施しています。一方、ラトビア経済は、他のEU加盟各国中、最速の経済成長を示しています。2012年のラトビアのGDP成長率は、5.7%となり、EU域内のベストパフォーマーでした。

 ラトビアの銀行及び金融セクターは、ギリシャや特にキプロスの不安定から恩恵を得ています。

 Renesource Capitalの分析チームは、EMU加盟を否定することができる、唯一の論理的帰結は、人為的であるが、ユーロ対ラッツの為替レートを、現在の市場レートではなく、誰も望まない固定レートに変更する場合です。言い換えれば、国による平価の切り下げが、直ちに、国民経済の崩壊をもたらす場合ということです。

 中小規模のビジネスは、明らかに、ユーロ通貨の導入により、信用コストの低下(借入コストが低下)と通貨交換コストの減少を経験することになるでしょう。ビジネスは、ユーロによる、ユーロ加盟国への、より速い、割安な送金(電信送金)の恩恵を受けるでしょう。EUルールは、ユーロによる国内送金、加盟国間送金を同等にすることを求めているからです。

 最近の家計調査では、80%以上が、ユーロによる借入を行っています。従って、ユーロ通貨に加入することは、通貨交換コストと為替リスクを減じる効果があります。

 EMU加入後、新たな法的規制があるとは思っていません。

2) 現在の規制に影響を与えますか?

 EMU加盟後に、新たな規制が起きるとは、思っていません。欧州中央銀行(ECB)とラトビアの規制当局である金融資本市場委員会(FCMC)による、共同モニタリング制度が創設されるでしょう。

 ECBとFCMCによる共同監視体制の維持と実行モデルについては、歩み寄りがありました。

 FCMCは、アンチ・マネー・ロンダリング(AML)、金融商品市場に関する立法と監視について、全責任を負います。

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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