インテグラル社、2013年リテール事業の概観を公表

by Forex Magnates at 15 February, 2013 カテゴリ: 取引システム | 海外取引システム | 海外総合

 金融テクノロジープロバイダーである、インテグラル社は、同社の2013年リテールFX事業の概観を公表した。公表によると、世界中のFXブローカーの幹部に、「重視している市場はどこか?」「新しいテクノロジーは市場で変化し続けているか?」「規制の増加はビジネスに正負のどちらのインパクトを与えたか?」等の質問をした。質問と回答は、下記に取りまとめている。読者は、その回答結果をここから直接ダウンロードすることが可能だ。

2013年に成長を成し遂げるには、最大のチャンスは何でしょうか?

 回答者から様々な回答が提供された。うちトップ3は、地域別市場、新しいフロントエンド・プラットフォームの提供、企業ブランドの構築であった。ブローカーとの独自の話し合いの中で、地域市場の拡大に興味を抱いていることが、引き続き注目の話題となっている。

2013年における、最大の挑戦は何でしょうか?

 2012年の不調を受け、意外にも、回答者の15%だけが「ボラティリティの不足」を指摘した。「顧客収益率の増大」が第一に選択されたが、引続き一番の関心事だ。このように、多くのブローカーは、ボラティリティの落ち込みを短期的な問題と見なしている。

より多くのブローカーが、2013年に代理店モデルにシフトしていくでしょうか?

 「はい:50%」、「いいえ:15%」、「ほぼ変わらない:35%」であった。重要なフォローアップのための質問は、「はい」と回答した中で、一体何パーセントのブローカーが代理店モデルの業務に彼ら自身が関心をもっているのか、ということだった。

2013年のリテールFXの取引高の展望はどうでしょうか?

 2013年のFXボラティリティについて懸念があると回答したのは、ほんの15%であったにもかかわらず、2013年の取引高は、24%が好転、56%は横ばい、そして20%が減少と予想した。

顧客に提供する取引プラットフォームは、いくつが最適と考えますか?

 「2~3:48%」、「1:39%」、「4以上:13%」と回答した。39%を下回るブローカーだけが、プラットフォームの提供を1としていることは、トレーダーに対し、2以上の取引プラットフォームを提供することに多くの利点を見いだせない、ということを明示している。

2013年に、MT5はMT4を追い抜くでしょうか?

 年末までに、「52%:絶対にない」、「48%:どちらともいえない」と回答した。この回答結果は、僅かなブローカーが2013年にMT5のローンチを検討していることを暗示しているように思える。このことは、2012年に我々が接触してきたブローカーが、MT5は、テイクオフしないと言っていた事実とは反する。もっとも、MT5がMT4を追い抜くだろうとは、誰も回答していなかった。

ソーシャルトレーディングは、リテールFXの中で継続できるでしょうか?

 79%は「はい(継続可能)と回答したが、FX世界を席巻することはないだろう。」と回答した。ブローカー全体は、ソーシャルトレーディングが、将来、見込みのある重要な製品ではあるが、裁量取引は引き続き大きな割合を占めるだろうと認識している。

新しいブローカーの参入が期待される地域はどこでしょうか?

 回答者は、北米が悪化をたどり、アジア地域が最も成長していくだろうと述べた。この2年間、オーストラリアで新しいブローカーが増えたが、成長率は2013年に「微増」と予想された。

2013年に、合併は見込まれるでしょうか?

 「はい:76%」、「いいえ:24%」と回答した。いいえの回答率は、2012年より減少した。

規制の増加は企業によい結果をもたらすでしょうか?

 「はい:57%」、「いいえ:43%」と回答した。ユーロ圏、日本、英国、米国のブローカーは、新しい規制が止まることを好むだろう。エマージング市場のブローカーは、FXの魅力を訴えるために、しっかりした規制を好んでいる。

リクイディティプロバイダーは、いくつが最適と考えますか?

 「6~10:42%」、「2~5または11~30:およそ25%」と回答した。これは我々が来たる「第4四半期リテールFX市場調査報告書」のリクィディティに関する章で記述した内容と類似している。1社と回答したブローカーは、いなかった(0%)。1社のプロバイダーだけで運用して行くことは誰も望まないが、実際のところはいまだ、このような運用を行っているところはたくさん存在し、彼らはリスキーであることを、重々承知している。

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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