2012年11月FXDD社、GFT社 自己資本規制値 下回る

 昨日は、CFTCのQ4顧客口座収益性レポートをチェックしたが、今日は、2012年11月30日付のFCM会員の純預り金のレポートを試みる。これまで、月次「調整済み自己資本」と「リテールFX預り金」を比較してきたが、ブローカーが十分に資本調達をしている「超過自己資本」については、詳しく見てこなかった。これまで特に大きな驚きはなかった。しかし、今回は「自己資本」の代わりに、「超過自己資本」の数字を検証してみた。

 下表に見られるように、FXDDとGFTは、超過自己資本規制の数値を達成できていなかった。FXDDの自己資本低下については、NFAによる告発FXDDによる法廷闘争に関連して、すでにレポートした。しかし、GFTの自己資本低下は、新たな驚きで、明らかにこの点が、CFTC/NFAとGFT間の争点となっていた。多くの情報源に基づき、私たちは、以前、NFAが会員ブローカーの外国関係会社の預り金保全に関する経理基準の強化に踏み込んだとレポートした。下表に見られるように、新経理基準は、GFTとFXDDに厳しい影響を及ぼした。一方、OANDAを除く、大手のブローカー達が「調整済み自己資本」の下落を経験している。

 自己資本の下落に加えて、2012年11月に米ブローカーは、リテールFX預り金の大きな落ち込みを経験した。口座預り金は、75百万ドル下落し、817,134,898ドルから742,103,740ドルとなった。この下落の、2/3は、FXCMだった。FXCM以外では、GFTの落ち込みが目立った。全体として、口座預り金の減少は、米国市場のネガティブトレンドに追随する形で起きた。具体的には、ブローカーの撤退、MF Global社とPFG社の破綻、リテール顧客の株式取引への新たな関心、複数の外国業者にCFDが無いこと、証拠金率の引上げなどだ。

nov fcm asset data

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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