StreamBase社 2012年FXトレーディング&テクノロジーのトレンド調査結果を公表

by Forex Magnates at 27 December, 2012 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

 CEP(Complex Event Processing: 複合イベント処理)テクノロジー業者であるStreamBase社は、2012年のFXトレーディング及びテクノロジーのトレンド調査を公表した。調査は、世界中の246企業の法人トレーダーから回答を得た。調査に加え、StreamBaseは、調査内容について、FX業界の経営陣と円卓会議による意見交換会を開いた。

 調査報告書の主要ポイント:

  • シングル・バンク・プラットフォームが7%成長したのに対し、マルチ・バンク・プラットフォームは、17%成長。
  • 参加者は、シングル・バンク・プラットフォームのプライシングをより高評価
  • マルチ・バンク・プラットフォームで最も利用されているトップ5は、Thomson Reuters, ICAP’s EBS, Hotspot, Currenex , Bloombergだ。シングル・バンク・プラットフォームで、最も使われているトップ5は、Barclays Capital, Deutsche Bank, Citi, JPMorgan, UBSだ。
  • 参加者は、レイテンシーの減少、より多くのリクイディティ・ソース、より良いアルゴリズム環境が、さらに良いプライシングを確保するために必要と答えた。
  • 売買においては、ベスト・エグゼキューションのために、マーケット・インパクトと執行コストを最小化することが重要。しかし、一般的に妥当なベンチマークが存在していない。
  • 満足度に関して、参加者は、概ね、リクイディティ統合システムに満足し、自動ヘッジング、リスク管理システムには、あまり満足していない。
  • セル・サイド企業の54%が、リアルタイム・リクイディティ・マネジメントの改善と最適化、リスク・マネジメントの効率化を計画している。
  • 規制の強化とエマージング市場の成長は、今後も続くと思われ、セル・サイド企業がどのようにビジネスを展開して行くか問われている。

 

 報告された詳細の中で、フォレックス・マグネイトが興味深いと思った部分;

  • HotspotFXは、回答者の31%が利用し、マルチ・ディーラー・プラットフォーム(MDP)としては、3番目だった。彼らの市場シェアは、Thomson Reuters(35%)やEBS(33%)より、小さいが、広く受け入れられている流動性提供者として、特にテクノロジーにおいて優れた取引サイトとしての名声を築きあげている。
  • マルチ・リクイディティ・ソースによるリクイディティの統合化によって、市場参加者は、より満足感を得ている。
  • リレーションシップ問題;バイ・サイドの回答者は、透明性のあるMDP(Multi-Dealer Platform)を歓迎する。しかし、より良いプライシングを得るためには、セル・サイドの銀行と良好なリレーションシップを構築する必要がある。
  • 円卓会議の席上、携帯取引が話題となった。「シングル・バンク・プラットフォームでは、モバイル・デバイスの発達により、携帯電話やタブレットが、多くの電子取引プラットフォームやデスクトップ取引を上回って、リアルタイムの通知やアラートを駆使することにより、リアルタイムの行動を可能にするインターフェースを提供している。このトレンドが定着してくれば、シングル・ディーラー・プラットフォーム(SDP)が、HTML5にベースを置くフロント・エンド・インターフェースのCaplin Trading Systemsの動きに追随することになるだろう。
  • 規制が確定していないが、HFT(高頻度取引)に関する新法を心配しているという声が上がった。
  • アルゴリズム取引は、2012年に、さらに拡大した。バイ・サイド企業が自社開発システムを使っている割合は、92%から75%に下がった。外部業者からのソリューションの質が向上し、信頼性が上がったことが原因と思われる。

 

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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