ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)FXdirekt社を営業停止
先週の金曜日、ドイツの金融規制当局であるBaFinは、ブローカーであるFXdiekt Bank社に対して業務停止命令を出した。このブローカーについては、ポータルサイトのWirtschafts Woche社が、過去の顧客や既存顧客にインタビューし、10月に暴露記事を出していた。記事によると、FXdirektは、顧客に対し、多くの詐欺行為を行っていた。その中には、過度のマーケティングと利益追求行為が含まれていた。一例は、デモ口座に表示される価格が、ライブ口座よりも遅れるように設定し、ライブの結果を知っているセールスが、巧みに電話で、デモ口座の顧客に利益が上がるようにトレードをさせていたということだ。その時、フォレックス・マグネイトは、BaFinが既にこのブローカーの検査に入っていると報告した。
直近、BaFinは、FXdirekt Bankが2012年の営業赤字により、業務を続けるために必要な資本を維持することが難しいと判断し、FXdirektを解散させる方向で業務停止とした。FXdirektは、ホームページ上でBaFinの指示を開示した。12月18日付のBaFinのプレス・リリースによると、FXdirektは、顧客資金17.2百万ユーロを含む、37.4百万ユーロの総資産、3,200のアクティブ口座を保持していた。
BaFinは、そのリリースの中で、告発の具体的な内容とブローカーへの法的行為については言及を避けた。
この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)
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