NFA RFEDライセンスを格下げしたブローカーに資本金を2千万ドルに戻すよう要請

by Forex Magnates at 22 November, 2012 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 NFAは、RFED(リテールFXディーラー:Retail Foreign Exchange Dealer)からFCM(先物取引業者:Futures Commission Merchants)へライセンスを格下げしたブローカーに不満を抱いているように思える。RFEDからFCMへ格下げ後は、Forex Clubのようにブローカーがリテール顧客(適格契約当事者 ECPs:eligible contract participant でないと思われる)を受け入れることはない。これにより、自己資本の20百万ドル以上を凍結させる必要がなくなり、19百万ドルを自由に使えるようになった。格下げしたブローカーは、2010年にEasy Forex、2012年にForex ClubAdvanced Marketsだった。

 NFAは、もう1社のFXブローカーが格下げを予定しており、「これら3社のFCMに加えて、もう1社のFDM(FXディーラーメンバー:Forex Dealer Member)が、NFAに対し、リテール事業を縮小し、ECPsのみを相手方とする予定だ。」と開示した。

 私達は、この業者を特定できなかったが、少なくとも3社のブローカーが過去数か月営業を的確に行なえなかったとみている。

 NFAは、直近、CFTCに対して一件の新規要請(通常、自動的に受け入れられるが)を上げた。それは、FCMが特定のケースに該当する場合、資本金を20百万ドルに引き上げるべきだというものだ。CFTCは、「FDMが、引き続きリテールFX取引の相手方となる場合には、調整済みNet Capitalは、20百万ドルを維持すべきだ。一方、ECPと規定内の取引を行う場合には、1百万ドルで問題ない。」と述べた。

 NFAは、これらのFCMの数社が、いかがわしい取引を行っており、「ある企業のFX取引相手であるECPは、香港の金取引会社、UAEの宝石会社、レバノンの投資会社、及びFCMの3社のリテールFXの関連会社だった。」 と指摘した。

 もちろん、この要請の立法化を視野に、米国外でOTC FX事業を手掛けているCMEに意見を求めると、「NFAスタッフが、CMEグループと確認した内容は、DSRO(指定自主規制機関)の管理下にあるFCMのどの会社も、ECPとFX取引を行う場合は、調整済みNet Capitalが20百万ドルを下回ることはない。」と確認した。

 この結果がもたらすものは、Forex ClubとEasy Forexが米国市場から完全撤退し、Advanced Markets の19百万ドルの他への流用計画が凍結されることになるだろう。長期的にみれば、USブローカーがさらに(多くは残っていないが)拠点を海外に移すか、事業から撤退することになるだろう。

この記事の原文はこちら(Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com)

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