Bulbrokers社インタビュー ブルガリアFX市場近況

by Forex Magnates at 11 September, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

先物市場がない国だが、ブルガリアFX業界は驚くほど活況だ。ブルガリアでFXが加速する要因は、国内ブローカーの成長だ。ブルガリアのEU加盟と、固定費、変動費の低さから、ブローカーのブルガリア拠点の設立が相次いだ。これらの多くのブローカーは、ブルガリアからEU全体へのマーケティングに注力している。FX業界の繁栄は、ブルガリアのFX取引を注目させることとなった。

ブルガリア最大のブローカーであるDeltaStock社によってFX業界が身近になったが、フォレックス・マグネイトは、国境を越えて確かに成長しているがあまり知られていないBulbrokers社に注目した。

Bulbrokers社(以下、Bulbrokers)とご自身について教えてください。

Kiril Garchev, Head of Treasury, Bulbrokers

Bulbrokersは、国内では最も古いFXブローカーの1社であるSTS Financeを2007年に買収し、FX/CFD市場に参入しました。以来、私たちのブランドは、ルーマニアやマケドニア同様、国内で良く知られるようになりました。STS Financeは、2003年にMT3で事業を開始し、世界で人気の高いMT4の提供を開始した最初の業者の1社でした。私の金融業界でのキャリアは、2000年に始まり、複数の投資関連仲介業者に対するディーリングが最初の仕事でした。私は、STS FinanceのFXデリバティブ・チームに2005年に加わりました。Bulbrokersによる買収後は、財務責任者となりました。

ブルガリアのFXマーケットをどう思いますか?レベル的にどの辺にいますか?市場としての人気はどうですか?いつ頃、始まりましたか?

90年代初めは、政治経済の大きな変動がありました。ブルガリアは、1996年~1997年にかけて、経済危機を経験しました。しかし、一方、問題を解決することで市場経済への道が整備されたのです。その中で、他の先進国の動きに合わせて、FX市場も人気を得るようになりました。ブルガリアには、国内業者のみならず、米国、英国のブローカーや世界の主要業者が提供するホワイトラベル業者もいます。FX/CFD業務は、非常に競争が激しく、ブルガリアの顧客は、世界でもベストなサービスを受けています。

ブルガリアの規制環境はどうですか?FX業界、FX取引は、完全に規制されていますか?

その通りです。ブルガリアがEUに加盟するに当たり、EUに沿って法整備がなされ、金融業界は特に厳しい規制が始まりました。銀行を除き、認可金融仲介業者は、リテール顧客に外国為替サービスを行うことができます。そのビジネスは、ブルガリア・ナショナル銀行及びFSC(Financial Supervision Commission:金融監督委員会)が監督し、顧客は規制に関してさらに要請することがない状態です。

貴社は、ウェブサイト上で、ブルガリア、ルーマニア、イギリス(UK)の3か国のライセンスを持っていると書いています。なぜ、イギリスのライセンスが必要ですか?隣のルーマニアより、他国への進出を考えているのですか?

先ほど、申し上げました通り、ブルガリアは、競争が激しく、一方、顧客ベースはむしろ小さい状況です。従って、ビジネスを拡大する残された方法は、海外市場に出ることです。当然、最初は、近隣の東ヨーロッパ圏の国々です。これらの国々は、ブルガリアほど、整備されていません。とはいえ、ブランド以外にも、確かなライセンスも持っていることが大事です。それで、私たちは、イギリスのFSAの登録がベンチマークとして重要と考えました。私たちの、メイン市場が、東ヨーロッパから中央ヨーロッパにシフトすることを期待しています。

ブルガリアFX市場の今後5年間をどう見ますか?どのような方向に進むと思いますか?

主な方向性は、ヨーロッパで起きようとしていることと大差ないでしょう。競争は、疑問の余地なく激しさを増し、商品開発が成功への鍵となるでしょう。新規参入の余地は小さくなると思いますが、周辺のサポート・ビジネスへのアウトソーシングの機会はチャンスがあると思います。

この記事の原文はこちら(Original article by Forex Magnates at forexmagnates.com)

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