ゲインキャピタル社新CPOにインタビュー『ゲインの過去・現在そして未来』(前編)

by Forex Magnates at 30 August, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

Muhammad Rasoul氏はGFT社で16年ものキャリアを積んだ後、同社を退職し、最近ゲインキャピタル社のCPOとなった。
フォレックス・マグネイトはRasoul氏に、ミシガンのGFT社からニューヨークのゲイン社に移った経緯や、ゲイン社での展望や、今後の計画等についてインタビューを行った。Rasoul氏とゲイン社が焦点を当てる将来的なマルチアセットアプローチや、FX業界についての興味深い考え、さらにはモバイル取引に対する考えや新商品への取り組み等についても伺う事が出来た。

本インタビューでは非常に多くのトピックスが持ち上がり、今回はその一部をQ&Aにて紹介する。

16年間従事したGFT社を去った理由は何ですか?GFT社とゲイン社にどのような相違点を感じますか?

Muhammad Rasoul

Muhammad Rasoul
CPO, GAIN Capital

同じ事に長い期間携わっているとそれに慣れてきますが、脳を駆り立たせる何か新しい事が重要な時もあります。
ゲインに入社し、私は明らかにオペレーションの部隊にいますが、企業戦略やM&Aを掌る経営チームにも属しています。これは知力を必要としますが興味深くやりがいがあります。

ゲインに入社するなり即座に感じた相違点の一つに、『迅速さ』があります。GFTでも、特に西ミシガン社では素早く物事が進められていましたが、ここゲインではさらに迅速さを増しています。ニューヨークに位置するゲインは上場会社である為、対応速度に対する感覚が非公開会社とは異なっていると思いました。

また、文化的にもゲインは今も起業家的思想を持っていますが、恐らくベンチャー時代を経てきたからこそあらゆる面で非常に成熟し、現在の上場企業へと成長したのだと思います。
ゲインの経営チームは拡大のチャンスを掴む為にM&Aを活用する事に対し非常に積極的です。これは私がゲインに決めた理由の一つでもあります。M&Aは業界における転換点であり、買収やパートナーシップ提携は間違いなく当社の戦略の一部となっています。

CPOはゲイン社で新しく作られたポジションですが、現在の任務はどのようなものですか?

これまでゲインにおけるチーフ・プロダクト・オフィサー(CPO)の責務範囲は、主に経営チーム、ITリーダー、トレーディングとマーケティングスタッフから成る様々な事業部門やスタッフにまで及んでいました。
今回の新ポジションは、一人が組織の方針を定め、将来の商品についてのビジョンを提供する事で全主要内部株主と協調します。
ゲインは協力体制の下、焦点を絞ったやり方と説明責任の組合せが当社を成功に導く重要なキーであると認識しています。私の幅広いスキルと深い業界経験がゲインへの軟着陸を実現させ、まだ数カ月しか経っていませんが非常に居心地の良い環境となっています。
私の目標は、商品開発やイノベーションと共に組織を統括し続け、特に大きな成果を挙げられるようにこれらの分野にフォーカスし続ける事です。さらに、ゲインの3大支柱である、ダイレクトリテール、インダイレクトリテール、法人事業の商品開発にも携わります。

新しいCPOのポジションはGFT社の時の任務内容とどのような違いがありますか?

GFTでの私の役割はゲインのCPOというポジションと非常に似ていますが、多くの分野で日常的な戦略的要素がより求められていました。また、GFTのプロダクト・ポートフォリオもゲイン社ととても似ています。GFTでの事業の大半は、私の権限下にあり、ほとんどの事業がプロダクト・ポートフォリオを管理していた為、私は当初から製品重視の思考でした。
私は、自分のスキルをさらに生かせる事が出来ると思い、ゲイン社の組織構造に携わる任務を与えられました。
ビジネスにおける全ての面に影響を与える事が出来、オペレーショングループでの日常的な戦略を行わない代わりに商品や事業開発にさらに注力する事が可能となりました。これがゲインに加わった主な理由です。

CPOとして、新商品についてセールスやサポートスタッフの教育をどのように確立していきますか?新しいアイディアの根源は何ですか?

まず始めにスタッフに新商品を日々使用させ、その商品を使用した取引コンペやオープンセッションを開催する予定です。また、新しい商品を設計する際、彼らに質問をして意見を収集します。つまり、彼らにも商品開発サイクルに参加してもらうという事です。
新商品開発に当たり頭を悩ませる事の一つは、「どこから情報やアイディアを入手するか?」です。つまり、マーケットの需要を知るという事です。大半の企業は、調査会社、トレンド分析、競合他社の動向など外部に目をやりがちですが、自身の組織内でも時間を費やして、トレーディングデスクのスタッフや毎日何千人もの人々と関わるセールス担当のスタッフ達とコミュニケーションをとる事が必要不可欠です。
その後内部と外部の情報を織り交ぜ、何が成功するかを見い出します。『多くを聞く』事が極めて重要なのです。ゲインのスタッフは、私から『collaboration(協力、協調)』、『communication(コミュニケーション、情報伝達)』、『inclusion(包括、一体性)』といった単語を何度も耳にしています。

あなたがゲイン社に入社までに同社が成し遂げてきた成功は何だと思いますか?

最高のサービスと商品、最上級の執行能力においてすばらしい実績を挙げています。
調査によるとフォレックスドットコム(Forex.com)はこの市場で最も認知度があり、事業開発における直接的な経路を見てもゲイン以上のブランド認知度がある企業はないと思います。これは今後のさらなるリテールビジネス展開において重要な意味を持ちます。ゲインはお客様に最上級の取引経験を提供するという信念の上に築かれ、MT4と当社独自のプラットフォームでお客様が体験する取引環境は私がこれまでマーケットで見てきたものの中で最も優れています。

後編へ続く・・・

この記事の原文はこちら(Original article by Ron Finberg at forexmagnates.com)

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