ソシエテ・ジェネラル社が未開示の手数料1,100万ドルを返還

by Forex Magnates at 24 July, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

香港証券先物取引委員会(SFC)は、フランスの大手金融機関であるソシエテ・ジェネラル社の香港支店における資産管理活動の内部統制に不履行があった事に対し厳重訓戒を行った。
問題は、債券、オプション、仕組債等のOTC商品の取引にかかる一定の手数料や費用が未開示であった事である。

ソシエテ・ジェネラル社は影響のあった顧客に金利と共にこれら手数料を全て返還する事に合意した。
合計返還金額は1,100万米ドル以上に上る予定だ。

ソシエテ・ジェネラル社の株価は現在16.36ユーロ付近。

SFCは、2003年4月から2006年1月までの間行われた3,000以上もの取引を対象としている。
顧客が取引するOTC商品の実際の約定価格と顧客との間で受け渡しがあったプライスには差があり、ソシエテ・ジェネラル社はその差額を手数料として受け取っていた。

この手数料は変動し、過度な額に至る事もあった。顧客はこの手数料について開示されていなかった。

また、ソシエテ・ジェネラル社は下記事項にも合意した:

  • 当該顧客に支払われる金額を算定する独立審査官の雇用
  • 同社香港支店の資金管理部の統制、システム、手続き内容を審査する独立審査官の雇用
  • ソシエテ・ジェネラル社は2006年2月にはこの実行方法を変更し、それ以降同様の問題は発生していないとSFCに報告した。

    SFCの執行部門エグゼクティブディレクターのMark Steward氏は下記を述べた。
    「これらの手数料は明確な契約や開示なしに課金されるべきではありません。ソシエテ・ジェネラル社の顧客への返還は正しい行為です。
    規制下に置かれた企業は、顧客が公平かつ誠実、専門的に確実に扱われるよう、適切なポリシーや手続きを保持しなければならず、手数料やコストに関する顧客の合意は必須です。」

    本件は、香港金融管理局(HKMA)による現地検査で発覚し、投資家からの苦情も寄せられており、SFCへと回された。

    この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

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