CLS銀行が、重要なFMU(金融市場機関)に指定

by Forex Magnates at 23 July, 2012 カテゴリ: その他

OTC商品への攻撃を未然に防ぐことに関して、CLS銀行(CLS Bank International)がFMUに指定されたという栄誉を得たことは、市場の安全弁を見出だしたことにつながる。新たな指名によりCLSの役割がOTC商品のリスクの標準化及び管理に関して重要な関与を示して行くことが注目される。

世界的にFXの決済リスクを低減することにより、金融の安定性を高める市場のインフラストラクチャーの役割を果たすために、CLS銀行が、本日FSOC(米金融安定監督評議会)により、システム的に重要なFMU(金融市場機関)に指定されたことが報道された。

このアナウンスは、ドッドフランク ウォールストリート改革及び消費者保護法(Dodd-Frank Wall Street Reform and Consumer Protection Act:ドッドフランク法)の一部として設立されたFSOCより、金融安定化のために重要な金融システムを提供する機関として指定されたCLSの立場を確認するものとなった。ドッドフランク法は、米国の金融システムの法的枠組みの重要な再構築のために2010年に施行された。

CLSは、FX市場におけるインフラストラクチャーとしての役割を担っている。CLSは、メンバー及びその顧客のFX取引の決済リスクを低減するために最大の多通貨現物決済システムを運営している。世界の73の主たる金融機関に所有され、CLSは17通貨のFX取引にかかる決済を行っている。

ドッドフランク法 表題8により設立さたFSOCは、米金融システムにとって重要なFMUを指名する権限を与えられた。FMUは、金融市場及び広く経済界が必要とする効率的に機能する支払決済及び他の金融取引の不可欠なインフラストラクチャーとして、決済システム、有価証券保護預り、中央決済機構としての役割を担う。

この指名は、決定投票以前の数か月に亘って実施されたFSOCの2段階評価に従って行われた。システム的に重要な役割を果たすFMUは、金融安定化とシステムリスクの低減を進めるために必要かつ高度なリスク管理ルールと基準及び報告義務に従うことになる。

「FXの有力な決済システムとして、CLSは米金融システムにとってシステム的に重要な機関として指名されたことを認識している。」とGerard Hartsink, CLS暫定会長は述べ、「我々は、この責任を真摯に受け止め、最大限の能力を発揮して行くことが如何に大事か理解している。」と続けた。

CLSは、FX市場におけるインフラストラクチャーとしての役割を担っている。CLSは、メンバー及びその顧客のFX取引の決済リスクを低減するために最大の多通貨現物決済システムを運営している。世界の73の主たる金融機関に所有され、CLSは17通貨のFX取引にかかる決済を行っている。

CLS銀行の6月のFX決済は強含んだ。
・総決済件数
2012年6月、CLSに提出された総決件数(決済、累計サービス計)は、1,171,981件。5月の1,061,829件より10.4%アップ。

・決済件数及び金額
6月に、CLSは日次平均決済額US$5.12兆を達成し、5月のUS$4.51兆から13.5%アップ。日次平均決済件数は、5月の740,342件から11.2%アップし、823,449件。

・CLS累計サービス
CLS累計サービスへの日次平均インプット件数は、5月の343,257件より6.4%アップし、6月に365,309件となった。さらに、翌月にかけて今日までの月次量の日次平均インプット件数は、記録を更新してきている。

この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

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