英FSAがプラットフォーム市場の監督スタンスを変え、完全開示の開始か?

by Forex Magnates at 16 July, 2012 カテゴリ: 各国FX規制関連

英FSAがプラットフォーム市場の規制スタンスを変えようとしているが、この緩やか痛みを抑えるように見える変更は、FSAが過去の介入姿勢に従うならば多くの市場参加者が思う以上に重大な変更となる可能性があると思われる。

英金融界は、過去数十年にわたり、一般ローンや住宅ローン等の取引を実行する際に顧客に転嫁していたコスト(チャージ)を秘匿しようとしてきた。しかし、金融サービス法が完全に施行され、金融業界全般のブローカーは、それぞれの取引にかかるコストを顧客に明確に開示することが義務付けられた。例えば、ブローカーが住宅ローンのアレンジで700ポンドの仲介料をチャージする場合、顧客が取引契約を結ぶ前に、この手数料の開示を受け、このブローカーを利用するメリットを理解できるようになった。

この直近のFSAのスタンスにより、リテール顧客がBidあるいはAsk価格をクリックする前に、その取引にかかる手数料が開示される。読者が、さらに、この開示に関する方針がもたらす結果に知的好奇心を抱くと確信する。

英FSAは、通貨への投資を含め、運用会社等が、あらゆる投資商品をOne Stop型の単一なプラットフォームで取引をする際にかかるコストの開示として、プラットフォームコストを開示する必要があるという今後の方針について、現在、モニタリングにより、広く意見を求めている。

現在、運用会社のような投資商品の提供者は、彼らの投資商品を提供するためにプラットフォームコストを負担している。このコストは、投資商品の価格に反映され、投資家に付け替えられている。この提案された変更方針は、投資家へのコスト開示をより進め、市場競争をさらに推進するためと思われる。投資家も投資アドバイザーも、異なるプラットフォームを通して投資する場合のコストを比較できるようになり、投資価値が高いか判断できるようになるだろう。

投資家へチャージされるコストを明確にするために、FSAは、投資商品提供者がプラットフォームに支払う際の支払方法に禁止事項を設けようとしている。このことは、投資家が投資アドバイザーを利用するか否かにかかわらず適用される。

FSAは、2012年の終わりまでにこのプラットフォームにかかるルールを開示し、2013年の終わりまでの施行を目指している。

この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

フォレックス・マグネイト最新の四半期リテールFX市場調査報告書日本語版のご購入はこちら

フォレックス・マグネイト日本版公式facebookページはこちら





コメントはまだありません.