急成長ブローカーへと導いたGMOクリック証券社長にロングインタビュー(後編)

by Forex Magnates at 12 July, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

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提供商品を教えて下さい。

当社は証券、先物オプション、FX(OTC、取引所取引)、CFD(株インデックス、コモディティー)、バイナリーオプション、eワラント、海外債券を提供しています。

今後新しく追加を予定する商品はありますか?

US、HKのエクイティとCFDの提供開始に向け現在準備しています。

日本のFX市場の最近のトレンドについて教えて下さい。

2011年8月に施行されたレバレッジ変更(最大レバレッジ50倍から25倍への引き下げ)後、日本のFX取引量は急激に減少しましたが、2012年初頭の高いボラティリティーにより取引量が回復してきています。
1ドル80円付近という過度な円高により、資金不足の多くの日本のFX業者は非常に厳しい状況に直面するようになりました。
多くの日本のリテールトレーダーはトレンドに反して取引を行う傾向がある為買いポジションが極度に集中しています。一方レバレッジ規制によりデイトレーダーの数はかなり減っています。
さらに、スプレッド競争が激化するいっぽうで、資金力に乏しい企業は生き残りが困難となっています。
事実、2008年以降約120社のFX業者の内、約60社が撤退しており、このトレンドは今も続いています。

しかし、株式市場が長い間低迷しているので当社は日本のFX市場が成長し続けるであろうと信じています。
合計入金額と口座数は伸びている事も特筆すべき点です。

今後3年間での御社のビジョンは何ですか?

自社でシステム開発をする事によって低コストでのオペレーション維持を可能にする当社の優位性は、市場シェア拡大を後押しします。
世界のFX市場での最大シェア達成の他に、私達はM&A、共同事業、海外事業展開にも力を入れ拡大し続けます。
さらには、当社サービスを強化し、現在業界3位を誇る証券事業のマーケティングプロモーションをさらに勢力的に行う予定で、第1位のポジションを目指しています。
今年3月にバイナリーオプションサービスを開始しており、長期的に利益率拡大を続けています。

海外展開について触れていましたが、どこの国を検討していますか?他の日本のFXブローカーについてはいかがですか?

日本のFX市場の継続的成長を期待していますが、以前程の急速な成長はありません。
これを踏まえて、私達はFX事業を拡大する新しい手法を開拓して、海外展開を主な方向性として定めています。
拡大計画の第1段階として、昨年香港に子会社を設立し間もなくFX業務を開始します。まだ今後の展開については検討中ですが、他地域の市場成長や現地規制等様々な要因に基づいたリサーチを通して拡大し続けていく予定です。
優位なスプレッドや低取引コストを実現出来る当社の能力と共に、他国ではまだ競争がそこまで激化していない費用対効果の面でリーダーとして戦略的計画を促進すれば必ず優位性を維持できると確信しています。

他社について詳しい事は分かりませんが、事実、日本のFXブローカーの一部は既に海外へ進出しています。当社の後を追ってくる業者も出てくる事と思います。

この記事の原文はこちら(Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com)

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