Worldspreads社破綻を巡り、 英FSA及びFSCS(金融サービス補償機構)の行動・対応力から米NFAは学べるか

by Forex Magnates at 11 July, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

USのPFG Best社のスキャンダルが持ち上がり48時間以上が経過しているが、USのMF Global社の破綻以来継続する混乱と同様に、解決への速やかな糸口が見られないことは、スプレッドベティングで2012年3月16日前後に破綻に陥ったUKのWorldspreads社の破綻処理プロセスへの注目を再度喚起しているように思われる。

多様な要因が関与したとしても、この3件の破綻にみられる病の原因とメカニズムは、同様に思われる。噂が事実となり、電光石火のごとくオフィスと業務が数時間以内に閉鎖され、顧客は破綻手続きのプロセスのために指名された管財人により、混乱を収拾するために、情報待ちの状態に取り残された。
しかしながら、Worldspreads社の破綻を取り扱ったUK当局が示した行動と比べると、同様の案件を扱ったUS当局の対応には、明確な違いがみられる。その状況を表すキーワードは、「透明性」と「効率性」の違いだ。

Worldspreads社の破綻の理由とその経緯等について、MF Global社を破綻させた要因よりは単純であるというような議論はさておき、UK当局が示した顧客をサポートするスピーディーな行動は、MF Global社経営破綻におけるUS当局のベールに包まれた機密主義的な対応とは対照的に映る。PFG Best社の危機が同様のパターンに従うならば、困窮した顧客は、この数か月あるいはそれ以上、蚊帳の外に置かれる可能性がある。Worldspreads社のUK管財人を務めたKPMGの管財人としての行動と比較対照するとMF Global社の破綻取扱いの現況は、警鐘を鳴らされよう。

この記事の原文はこちら(Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com)

フォレックス・マグネイト最新の四半期リテールFX市場調査報告書日本語版のご購入はこちら

フォレックス・マグネイト日本版公式facebookページはこちら





コメントはまだありません.