急成長ブローカーへと導いたGMOクリック証券社長にロングインタビュー(前編)

by Forex Magnates at 11 July, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

GMOクリック証券は日本で最も成長しているブローカーの一つである。
2012年第2四半期のフォレックス・マグネイトの取引高調査によると、同社はリテール月次取引高が3,500億ドル(取引所取引の取引高の除く)となりFXCM社を押しのけて世界最大のFXブローカーとなった。
GMOクリック証券は、OTCFX取引と取引所FX取引の両方を提供している。そんな急成長中のGMOクリック証券社長の高島秀行氏に同社の展望についてインタビューを行った。

GMOクリック証券株式会社 代表取締役社長 高島 秀行

まず始めにGMOクリック証券について教えて下さい。

GMOクリック証券は、2005年10月にGMOインターネットグループ*の傘下に設立されました。
私達は、常に高いユーザービリティーと費用対効果の高いオンライン金融サービスを全てのお客様に提供する事をコミットメントとして掲げ、シンプルかつ使い易いオンライン取引ツールを開発し、それらを低い手数料で提供し続けています。
その結果、多くのお客様に支持され、設立後わずか1年という短期間で黒字を達成しました。
現在、当社は日本の金融サービスを先導する会社となり、オンラインリテールFX業者の首位に立っています。株取引の市場シェアは第3位に位置しています。

*GMOインターネット株式会社グループは東京証券取引所一部上場し、主要事業はWEBインフラ・EC事業、インターネットメディア事業、インターネット証券事業、ソーシャル・スマートフォン関連事業のようなウェブビジネスソリューション提供である。

高島社長のバックグラウンドについて教えて下さい。

私は以前から株取引に興味があり、両親の影響もあり子供の頃から証券取引を行っていました。
なので、大学ではソーシャルシステムエンジニアリングを専攻し、金融部門の営業として働き始め、証券に関する幅広い知識を身につけました。
1年間アメリカに留学した後、金融システム会社でエンジニアとして従事したり、証券情報システムの海外のコンサルティング会社で働き、2005年にGMOクリック証券を立ち上げました。

日本のマーケットでは大半のブローカーが顧客や取引量を失っている中、GMOクリック証券は最も成長しているブローカーの様ですが、その理由は何だと思いますか?

当社従業員の半分はシステムエンジニアで、当社はシステム開発に力を入れています。

私達は自社のインフラやシステムを積極的に革新・開発・実装する事で、不必要なシステムコストの削減を可能にしました。ほとんどのオンライン金融企業は通常のシステム開発に費やす時間を短縮するがゆえにこれらのコストを負担しています。
このような取り組みにより、当社は常に業界優位なプライス(例:USD/JPYは0.4pips)と共にサービスを提供する事が出来ています。
また、パソコン、iPhone、iPad、アンドロイド等で、素早く簡単に時間や場所を問わずに利用出来る豊富なツールも提供しています。
取引ツールを自社開発する事で、当社のお客様のニーズに応じてタイムリーかつ迅速にカスタマイズ・改善し、導入する事が出来るのです。
当社のコンセプトである『さらなる低コスト』と『より一層使い易く』に向けた取り組みが、金融サービス業界における日本のオンライン証券会社として成功させ急成長へと導きました。

金融企業がシステムを自社開発するのは極めてまれですが、なぜ自社開発をしようと思ったのですか?

以前私が金融システムの開発に携わっていた時、より便利で使いやすいシステムを構築するアイディアを非常に多く抱えており、自社でシステムを開発するべきだという結果に辿り着いたのです。
そして、私のビジョンを金融システム開発に従事していた以前の同僚と共有し始め、多くの仲間が賛同し、私のビジョンを現実化しようと集まってくれたのです。
その後幸運にも、金融業界の様々な分野で活躍してきたエキスパート達を集めた強固なチームを作る事が出来、現在の自社システム構築が実現されました。

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この記事の原文はこちら(Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com)

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