FXCM社、4月取引高減少、四半期では前年比増加

by Forex Magnates at 9 May, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

最近の今までにないボラティリティーの低下は、FX市場の主要ブローカーFXCM社にも影響を与えた。大半のFXブローカーと同じようにFXCMも取引高に大幅な低下を見せたが、口座数と合計残高は伸び続けている。Swissquote社は、数日前に35%の取引高減を発表したばかりである。

興味深い事に最も大幅に減少したのは他の法人ブローカーFXall社を除く)と同じく法人取引高であった。リテール取引高は法人ほどボラティリティー低下の影響は受けていないようだ。

2012年第1四半期ハイライト

  • US-GAAP収益は1億260万ドル、前年同四半期比(9,460万ドル)8%増加。
  • 調整後プロフォーマEBITDAは2490万ドル、前年同四半期比(2,550万ドル)2%減少。
  • 調整後プロフォーマ純利益は1250万ドル、前年同四半期比(1,370万ドル)9%減少。
  • 調整後プロフォーマ希薄化後1株当り利益は0.17ドル、前年同四半期比(0.18ドル)6%減少。
  • US-GAAP純利益は290万ドル、前年同四半期比(280万ドル)4%増加。
  • US-GAAP希薄化後クラスA1株当り利益は0.16ドル、前年同四半期比は変化なし。
  • 顧客残高は11億3600万ドル、前年同四半期比47%増加、前年12月より8%増加。
  • 稼働口座は171,296、前年同四半期比22%増加、前年12月より5%増加。
  • 調整後プロフォーマの結果は、FXCM Inc.に全てのFXCMホールディングス、LLCのコンバージョンや換算が含まれるものとする。
    クラスA株は非支配持分と事業税への対応調整分を除いた結果である。
    加えて、調整後プロフォーマの結果は特定の経常外費用や株式報酬費を除外している。

    FXCM社CEOのDrew Niv氏は今回の実績について下記を述べた。
    「FX市場の取引が弱まっているにも関わらず、当社は第1四半期の顧客残高が11億ドルで昨年末から8%、昨年3月から47%増加という成長を見せました。また、リテール取引高が9850億ドルで過去最高に近いレベルに達し、一日当たりでは152億ドルでした。この成長力の理由の一つには日本でのビジネス力が起因しています。
    当社の法人ビジネスは、顧客取引高が3980億ドルという最高値に近い記録となりました。社内開発された法人取引プラットフォームの導入し、この巨大な法人FX市場で当社をさらに優位にさせるであると確信している為今回の結果について非常に満足しています。」

    同社の株価は現在10.64ドルである。

    また、同社はリテールおよび法人FX事業における2012年4月の主要営業実績も発表した。

    2012年4月営業実績
    リテール取引実績

  • 4月のリテール顧客取引高は2,480億ドル、前月比27%減少、前年同月比では15%減少。
  • 日次平均リテール顧客取引高は118億ドル、前月比24%減少、前年同月比15%減少。
  • 日次平均取引枚数は324,813枚、前月比18%減少、前年同月比1%増加。
  • 4月末時点の取引可能口座は202,539口座。前月比1%(2,407口座)増加、前年同月比22%(36,391口座)増加。
  • 法人取引実績

  • 4月の法人顧客取引高は1,030億ドル、前月比36%減少、前年同月比65%増加。
  • 日次平均法人取引高は49億ドル、前月比33%減少、前年同月比65%増加。
  • 日次平均法人取引枚数は13,608枚、前月比48%減少、前年同月比101%増加。
  • Drew Niv氏は、「4月は過去5年間で通貨市場のボラティリティーが最も低かった月のひとつで、当社の実績にもそれが反映されています。しかし、今年は顧客残高や口座数の成長において力強いスタートを切り、当社は取引環境の向上を築けると確信しています。」と加えた。

    この記事の原文はこちら(Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com)

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