HSBC、OANDA社とホワイトラベル契約し、リテールFX参入

by Forex Magnates at 23 April, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

多くの銀行や大手インターディーラーブローカーは、独自のリテールFX取引プラットフォームを開発する代わりに、ホワイトラベル契約を結び既に完成されたソリューションを活用しているようだ。CitiFX Proはサクソバンクのプラットフォームのホワイトラベルとなり、dbFX社とMF Global社はかつてFXCM社のソリューションのホワイトラベル契約をしていた。また、E*Trade社も1カ月ほど前にFXCMとホワイトラベル契約を結んだ。

かなり前からHSBCのリテールFX業界参入は噂されていたが、ついにHSBCはOANDA社のFX取引プラットフォームのホワイトラベル契約をし、香港支店を通してリテールトレーダーにサービスを提供する事となった。
OANDA社のホワイトラベルには、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とABNアムロ銀行もいるが、HSBCは間違いなく最大規模のホワイトラベルである。

OANDA社CEOのMichael Stumm氏は今回のディールについて下記のように述べている。
「私達は、HSBCのような大手銀行が、当社の最先端技術を駆使した新しいリテールFXプラットフォームをリリースし、HSBCの多くのお客様に利用可能になる事を大変嬉しく思っております。当社の取引テクノロジー構築やリテールFXサービス提供における豊富な経験は、HSBCの確立した法人FXサービスを引き立てます。」

HSBCは、香港のリテール顧客にマージンFX取引を提供開始し、FX事業の強化を図っている事を発表した。

OANDA社との戦略的関係の下、この開発はHSBCのFXサービスを継続的に向上、拡大するという総合戦略における重要な一歩となった。

最先端の取引技術を活用したこのFX取引プラットフォームは、HSBCのグローバルFXディーリングデスクから直接、HSBCの特定リテール顧客のデスクトップやモバイル端末にプライスをストリーミングする。

HSBCのFX&コモディティー部門グローバル責任者であるFrederic Boillereau氏は、下記のように述べた。
「私達は、この重要なパートナーシップを通したFX事業拡大をここに発表します。当社のグローバルなリクイディティならびにプライシング能力とOANDA社の確かなプラットフォームと専門技術を融合する事で、私達は新しいセグメントの多くの顧客に素晴らしいサービスを提供する事が出来ます。
当社の幅広い顧客層の需要に応える戦略的技術投資は、常に当社の重要事項としてあり続けています。」

HSBCのマージンFXプラットフォームは、リテールFX取引分野を進化させ、リアルタイムマージン取引ソリューションを当社既存のバンキングプラットフォームの一部として高度な投資家や裕福な顧客に提供する。

2011年Euromoney FX pollで記録したHSBCの46%の取引高増加率に続き、このマージンFXの提供開始は、世界のFXやコモディティービジネス戦略においてさらなる進歩となった。
同社はこのサービスを開始する事で、進化するマーケットや、幅広いFX顧客のニーズの変化に対処し続けている。

HSBC社のマージンFX部門責任者のJames Carter氏は下記のコメントを述べた。
「当社の既存のオンラインバンキングシステムにこのマージンFXを組み込み、当社の世界的な銀行の2つのビジネスグループの強さを結合しました。そして、当社の顧客に真に統合されたFX取引経験を提供します。
顧客資金の安全性と、総合口座と分離口座間の迅速な資金移動機能は、銀行取引顧客に非常に適しています。」

このマージンFXプラットフォームはHSBC香港の特定顧客に利用可能である。

この記事の原文はこちら(Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com)

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