中国FX市場の概観

by Forex Magnates at 21 February, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

中国は他の発展途上市場、特にBRICの巨大な国々より比較的長いFXの歴史を持つ。
しかし規制当局は、マージンFXをリテール及び機関投資家が取引可能なアセットクラスとする明確な規定を発表していないが、中国の圧倒的な規模は、世界のあらゆるブローカーがこの成長の著しい市場に呼び込まれている事を示す。

一般経済とファンダメンタルが後押しし、中国は日本を抜きGDPでみて世界で第2位の経済大国となった。
民間への新たな現金は新たな投資機会を意味する。中国の活気ある金融市場はニューリッチを楽しませているが、海外市場も注目している。

中国には2つの証券取引所(上海と深川)があり、1,600社以上が上場している。
上海証券取引所は取引量ベースで世界5位である。中国のリテール投資家は株式市場の重要な鍵となっており、取引量の70%近い割合を占め取引参加者の大半を占めている。

中国国家が商品提供及び利用の主導者である為、商品デリバティブの発展は目覚しい。
上海、鄭州、大連にある3つの商品先物取引所の収益は2009年に約19兆ドルに上り、日次平均収益が5,000億人民元の世界最大の商品先物市場になった。

中国でのFX取引は、インターネットの利用増加や少ない資金でハイリターンを生む投資機会に関心が強まったことより始まった。
もちろん株式市場も過去6年強気ではあるが、取引時間やリクイディティに難点がある。

最初にこの市場に進出したのは香港拠点のブローカーで、口座開設から取引サポートまでを提供する現地支店を上海に設立した。

中国銀行業監督管理委員会(CBRC)は証拠金取引の明確な規制を示していない為、FXCMは香港に登録企業を設立している。
FXCMに続いて英国拠点のCMC Marketsは、CRBCより中国本土居民への「非ビジネス」関連サービスの提供を許可された。
なおCMC Marketsはロンドン本社を通じてFX、株インデックス、主要コモディティの顧客ベースを既に有している。

このトレンドは続き、中国に店頭を構える海外ブローカーが増えてきている。

中国は数多くの金融、投資関連のエキスポを主催している。Forex ExpoやWorld Money Show ChinaはFX、デリバティブ関連で、5,000~10,000人の来場者を誇る。
一般金融投資展示会は大盛況で第6回広州国際投資&金融エキスポと2011 年第5回 上海ベンチャー投資・フランチャイズ展覧会もトレーディングコミュニティの間で人気を博している。

ブローカーだけでなく、MetaquotesやVertex FX(Hybrid Solutions)等のソフトウェアベンダーやプラットフォーム再販業者も活動的である。
マーケットメーカーとなっている中国発祥のブローカーは現地顧客の基盤を持ち成長している。Braceraや121 Finance Group がその例だ。
他に特筆すべき中国発祥のブローカーとしてHantec (Australia/UK)、 City Credit Capital (UK)、HenYep Marketsが挙げられる。

中国は最近、現地先物ブローカーにグローバル先物取引を認めており、特に金や原油のボラティリティが高い状況下で現地の裁定取引者やヘッジ取引者にとっては朗報である。
アセットクラスとしてのFXは投資家の関心を引き付け続けており、自由化の次のフェーズを市場全体が待ち望んでいる。

さらに詳しい内容については近日販売開始の第4四半期調査報告書にて公開。

この記事の原文はこちら
Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com

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