FXマーケットがDDOS攻撃の標的に

by Forex Magnates at 16 February, 2012 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 取引システム

この数週間で、何者かがFXマーケットを攻撃している。少なくても5つのブローカーやサービスプロバイダーがDDOS攻撃を受け、サービスに一時障害をきたしたし、ウェブサイトが少なくても数時間ダウンする結果となった。

DDOS攻撃:DOS攻撃またはDDOS攻撃は、一時的に意図したユーザーに対しコンピューターやネットワークをサービス不能状態にする。
DOS攻撃の実行の真意や動機、目的は様々であるかもしれないが、通常一人もしくは複数人が協力し、インターネットサイトやサービスの機能を一時的もしくは永久的に妨げる。
典型的なDOS攻撃の犯人は、銀行、クレジットカードペイメントゲートウェイ、さらにはルートネームサーバのようなひときわ目立つウェブサーバーのサイトやサービスを標的にする。
この言葉は、一般的にコンピューターネットワークに関する用語として使用されるが、これに限る事はなく、例えばCPUリソースマネージメントに関しても用いられる。

ブローカーは見込み顧客の申込や顧客取引活動等を失いサービスが衰退していく事を耐えられない為、FXブローカーへの攻撃は非常に有益であると気付いている人もいる。
12時間の間に見込み顧客が大手ブローカーサイトに誘導される数や、実行されなかった取引の規模を想像すると、一日に50,000-100,000ドルの損失が発生する事が簡単に算出できる。

攻撃されたほとんどの企業はこの記事の中に社名を公表しないように頼んでいたが、何社かは中国ベースのIPへの攻撃を追跡出来ており、攻撃中、攻撃を止める為のハッカーへの“支払金”の要求を受けていたという。
要求された金額は約50,000ドルであった。一度支払うと何度も標的にされると認識していた為、一社もこの支払い要求には応じておらず、最終的に有害なIPをブロックする事で攻撃から回避する事が出来た。
各企業は現在、損失分の算出、顧客への補償、セキュリティーの強化に追われている。

マレーシア証券取引所も14日火曜日にDDOS攻撃を受けた。

この攻撃を間接的に受けた一社が、ボストンテクノロジーズ社である。同社のサーバーは、週の初めにDDOS攻撃の標的となった複数の大手ブローカーが使用するホスティングサービスを使用している。
ボストンテクノロジーズ社CEOのGeorge Popescu氏は下記のように述べた。
「DDOS攻撃はコンピューターネットワークを使用しており物理的な顕在が無い為、何者かが銃を持ち銀行に入り金銭を要求する事と変わりません。違いはDDOS攻撃は常にログや情報をどこかに残している事で、発見され囚われるのも時間の問題です。
人々が考える以上にインターネット上には物事を追従出来る非常に多くの情報が存在します。その為長い目で見れば、DDOS攻撃より銀行強盗の方が安全である可能性は高いかもしれません。
当社が影響を受けたこの攻撃について少数のIPまで突き止める事が出来、攻撃自体は3日間続いていました。
当社は何が起こっているのかを確認してから約1時間で攻撃を阻止し、攻撃者側は3日以上経ってからこの攻撃が作動していない事に気付きました。」

ある大手ブローカーは過去2年間で何度もDDOS攻撃を受けており、今回は彼らがこれまで見てきた典型的な攻撃とは比較にならないほど過度であった為、彼らは誰が犯人であろうとこのような攻撃に多額の資金を費やす準備が出来ていた。
小さな攻撃は十分に対応できるが、見積もりによると、彼らを襲った攻撃は大規模であり一日3,000-5,000ドルの費用であった。
最終的に攻撃を回避する事は出来たが、数日間連続で機能停止するという被害を被った。

この記事の原文はこちら
Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com

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