RBI、国外のルピー取引に警戒

by Forex Magnates at 12 January, 2012 カテゴリ: 各国FX規制関連

インド中央銀行は、海外銀行の投機的取引が行われる中インドルピーは最安値を記録したため市場の混乱を招き、インドルピー取引について海外銀行に警告を行った。
インフレと金利問題は経済を悪化させ、BRICsではルピーが下がり続けている。

インドルピーは2011年に16%下落し、各報告書では銀行によるオフショア取引がこの背景にあると伝えている。

また、取引の大半はインドのフォワードプレミアムレートとオフショアのノンデリバラブルフォワードマーケットレートの差を利用して行われているものであるとも報告している。

RBIはこれに対し、昨年12月15日に外国為替市場に参加する指定業者(ディーラー)のNOOPL(net overnight open position limit)を早急に減らし、取引において市場参加者を制限する方向にある。

弱まるルピーは、インフレの影響を受けるインドの輸出市場を圧迫し、回復の見込みは厳しい状況にある。
インド工業連盟(CII)は雇用減少を警告してきて、10月鉱工業生産指数の-5.1%への下落に対し緊急措置を求めている。

ルピーは執筆時、対ドルで51.80付近で取引されている。前回50台となったのは最も深刻な経済危機を迎えた2009年であり、2011年12月には54.21と最安値を付けた。インドはこの10年で目覚ましい成長を遂げ、2005年は43.27付近と堅調であった。

ルピーの取引は完全に自由化されていない。政府は輸出業者のリスクを緩和する為に通貨先物取引を導入し、現在インド先物市場での日次取引高は約80-100億ドルに及ぶ。

インドには37行の海外銀行がインドに支店を持ち、47行が代理店を有している。

フォレックス・マグネイトチームは第3四半期リテールFX市場調査報告書にてインドにおけるFX市場の詳細について取りあげている。今後の四半期報告書でも追っていく予定である。

この記事の原文はこちら
Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com

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