myfxbookがスプレッド比較エンジンをリリース

by Forex Magnates at 10 January, 2012 カテゴリ: FX取引サービス

フォレックス・マグネイトチームは、スプレッド比較エンジンの登場にいち早く目を付けて約2年前にこのトレンドについてレポートしている。
この市場に早期参入したのはFX Intelligenceで、MB Trading社を含む複数のブローカーのウェブサイト上に自社サイトコンテンツを掲載していくという手段を取っていた。2年前の私の結論は下記の通りであった。

「個人的な意見としては、これらのサイトは複数のサイトを使用したウェジットに過ぎず、ウェジットから成り立つサイトではない為、このようなサイトでビジネスモデルが確立されるとは思えない。
また、これらのサイトはコンテンツが非常に少ないか全く無いに等しく、Googleの検索エンジンにインデックスされにくい。
fxstreetやforexfactory等の大型サイトがこのようなウェジットを構築すれば(構築費はほとんど発生しない)、それらの小さなサイトは消え去ってしまうだろう。」

以前、forexfactoryがサイト内『Market』のコンテンツとしてブローカークオートの独自のバージョンをリリースしたが、今回はmyfxbookが新たなリリースを果たした。
myfxbookは何千ものライブ口座へのアクセスを利用して、平均スプレッドを表示している。主要通貨ペアの最低スプレッドに印をつけるというやり方はFX Intelligenceと酷似している。

業界内では、currensee、forexfactory、mt4i、myfxbook等のリアルタイムの取引統計にアクセスできるサイトは、このアクセスを利用し新しい機能の構築、統計内容の公開、さらにはヘッジファンド等の第三者機関へのデータ販売等に繋げる事が出来る。
現在のところでは、これらのスプレッド比較エンジンのようなパブリックツールが挙げられる。

初心者トレーダーにとっては、これはブローカー選びの際に役立つ完璧なツールに見えるが、下記2つの理由から非常に誤解されやすい。

1.myfxbook自体、「スプレッドはブローカー選びの重要な要素であるが、これらは注文執行能力、スリッページ、コミッション、その他手数料を表すものではない。」と謳っているように、実際に注文をした際、スリッページが生じたり、このスプレッド比較表に載っていない追加手数料が発生する可能性がある。

2.スプレッドは過大評価される業界の流行語である。FX業界では狭いスプレッドがトレーダーにとって非常に重要であり、取引の勝ち負けを左右するものであるかもしれないが、ブローカー選びのポイントはこれだけではない。
しかし、スプレッドがキーワードとして浸透し、優秀なブローカーの売り文句となっている為、全ての初心者トレーダーはスプレッドの狭さばかり気にしている。
初心者トレーダーにとって本当に重要なものは、実際の実行能力である。あるブローカーでは、他社よりも狭いスプレッドを表示しているかもしれないが、あらゆる理由で何度も注文自体の実行ができないという事もある。
ブローカーがEURUSDで0.3以下のスプレッドを表示しているが、実際は注文が拒否され続けるという事態が起こった場合、この狭いスプレッドが本当に意味する事は何だろうか?

賢いトレーダーはブローカーを選ぶ前に、スプレッドや注文実行能力等の要因を総合的に検証するべきである。

forex.broker.spreads myfxbook launches a spreads comparison engine

この記事の原文はこちら
Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com

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