連邦裁判所、FX詐欺でノースカロライナ州の夫婦と経営会社に2400万ドルの支払命令

by Forex Magnates at 2 November, 2011 カテゴリ: 各国FX規制関連

遡る事2011年3月、商品先物取引委員会(以下「CFTC」)は、フロリダ州セントオーガスティンのGary D. Martin、その妻のBrenda K. Martin、ノースカロライナ州シャーロットの彼らが経営する会社Queen Shoals Consultants社をリテールFX取引スキームを通し顧客から144万ドル以上を騙し取ったとして起訴した。

ワシントンDC-CFTCは、Sidney S. Hanson、Charlotte M. Hansonと彼らの会社Queen Shoals社、Queen Shoals II社、Select Fund社に対し、FXポンジースキームで顧客から数百万ドルを騙し取り不正流用したとして(2009年8月7日のCFTCプレスリリースを参照)、2400万ドルの賠償金と民事制裁金の支払いを要求する連邦裁判所の追加同意審決を得た。

この追加同意審決は2011年10月28日にノースカロライナ西部地区地方裁判所のRobert J. Conrad, Jr.判事によって下され、下記の被告らの違法な詐欺行為の結果集まった資金であるため、合計2330万ドルの不正利得を返還するよう要求している。
:Secure Wealth Fund, LLC、Heritage Growth Fund, LLC、Dominion Growth Fund, LLC、Two Oaks Fund, LLC、Dynasty Growth Fund, LLC、Queen Shoals Group,LLC

2009年の訴訟と同時に、被告らは商品取引ならびに先物取引法違反による終局的差し止め命令に同意した。
今回の追加同意審決は、被告らが支払うべき顧客への賠償金と民事制裁金の金額や、不正利得の返還金額を明確にした。

CFTCの訴訟内容によると、少なくとも2008年6月から現在まで、被告らは顧客に代わってFX取引を行うと偽り、個人や事業団体から最低でも2200万ドルを不正に集め、ポンジースキームを実行し、顧客資金の内数百万ドルを不正流用したとされる。

被告らの広告やウェブサイトでの勧誘内容では、FX取引での偽の成功事例を訴求、非減耗口座(non-depletion accounts)の使用で顧客に利益を保証し、さらに顧客の投資元本のリスクがゼロであると謳い、見込み顧客に8-24%の利益率を約束していた。

また、被告らは顧客の代わりに収益性のあるFX取引を行う事や、元本と、金塊と銀塊によって支えられている非減耗口座の約束された利息の両方を保証するといった不当な説明をしていた事に対しても起訴された。
被告らは顧客資金を集め、金塊と銀塊に加えFXで得た利益を使い、5年の約束手形の最終期日に顧客への報酬の支払いを保証すると主張した。

実際は、被告らはFX取引口座に顧客資金をほとんど入金しておらず、顧客資金を私的流用したり、ポンジースキームと同種の手法で偽の利益の支払いに充てたり、既存顧客へ元本の返還に充てていた。
訴訟内容ではまた、88エーカーの農場の購入、プライベートジェットのレンタル費、贅沢な旅行等のHansonの個人的な出費の為に顧客資金を使用していたとも主張。

現在、Sidney Hansonは連邦刑務所に拘留され、2011年3月31日のノースカロライナ西部シャーロット地区地方裁判所の判決手続き待ちである。
Hansonはこの詐欺スキームに関連した刑事事件での証券詐欺ならびにメール詐欺について罪を認めている。

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Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com





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