2011年第3四半期:バイナリーオプションの動向

by Forex Magnates at 2 November, 2011 カテゴリ: 世界FX取引業者動向

筆者が常に新しいバイナリーオプション市場に注目している主な理由は、取引方法が非常にシンプルで、テクノロジーが簡単に使えるという事である。
当初は、私はこれはオンライン金融取引ビジネスのほんのわずかな部分を占めて終わる沢山のトレンドの内の一つにすぎないと思っていた。しかし最近の動向は、この考えが間違っている事を証明している。

この一年間、特に過去6ヶ月で、バイナリーオプションの取引量は急上昇し、低コストでビジネスを開始できる事と取引の容易さの、この2つの要因でマーケットは今までにない成長を経験している。

FX、株式、オプションとは異なり 、 バイナリーオプション取引は非常に直感的な手法である。
ブローカーやプロバイダーは、数十種類ものオプションを提供しているが、主な二つのオプションは『アップ/ダウン』と『タッチ』である。
『アップ/ダウン』は、トレーダーが選んだ対象銘柄の価格がオプションの取引終了価格より上がるが下がるかを予想し、2桁のペイアウトを受け取れるもので、タッチオプションは対象銘柄の価格が期間内に設定した価格に達したら(タッチ)同条件のペイアウトを獲得できるものである。

ペイアウトは通常75-85%(ブローカーや口座タイプによって異なる)で、もし予想が当たれば最大85%を獲得出来、外れれば収益は0であるという事である。これはFXやスプレッドベッティングとは異なり、損失と利益が限定されている事を意味する。

技術面の観点から、証券会社を始める事は決して簡単ではなく、安価には済まない。
しかしほとんどのバイナリーオプションの技術プロバイダーは、フロントエンド、ウェブサイトデザイン、CRM、リスクマネージメント、コンプライアンス等、全てを含む完全なソリューションを提供している。
これは、20,000-30,000ドルの比較的手頃な価格でのセットアップとリスクマネージメントから20-30%の利益率を実現する。
こうしてブローカーには、集客と顧客をアクティブトレーダーにするという2つの主な懸念事項だけが残るが、私はFXと同じように上手く展開していく事を望んでいる。

ソフトウェアプロバイダーにとっての利点は明白で、 プロバイダーは数十社のブローカーの設定をし、そのセットアップ費用でコストの埋め合わせをし、リスクマネージメントで莫大な利益を生みだす。
その結果、FX業務を行う銀行と同様に、 彼らは全ての注文伝票を見ることができる。オプションのプライシングは、ブローカーやソフトウェアプロバイダーの潜在的利益を最大化できるように構成されている。

ブローカーの収入も非常に単純である。例えば最大ペイアウトが83%であれば、スプレッドは8.5%(100と83の平均から計算)で、FXに比べはるかに高い。
ブローカーやソフトウェアプロバイダーは公式に認めないだろうが、業界で周知されている統計では、トレーダーの約80%は取引資金の全てを失って終わると言われている。スポットFX取引では90-95%である。
バイナリーオプショントレーダー達との話から、彼らはバイナリーオプションを”取引”ではなく、賭け事やギャンブルとして捉えている為、FXトレーダーに比べ損失を非常に軽く考えているようである。
勝ち負けのチャンスが50:50である事を知ると、損失をさらに容易に受け入れられるという。しかし実際、勝率はそれよりもはるかに低いというのが現実である。

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Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com





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