ロシアでFX規制強化

by Forex Magnates at 1 November, 2011 カテゴリ: 各国FX規制関連

世界第11位の経済大国であり、有名なBRICsの参加国でもあるロシアは、最近モスクワで開かれたマネーマーケットフォーラムでデリバティブ取引の規制について議論した

ロシアは、旧ソビエトの自由市場経済を発展させ、現在はリテールと法人投資家の両方で流通株式やデリバティブ取引が盛んである。

オンラインFX取引の人気は、インターネットアクセスの普及と自由に使える所得の増加に一部起因している。しかし、金融デリバティブ商品は完全にオープンされているわけではなく、調査によるとロシアでは国民の約50%が金融リテラシーのレベルがまだ低く、彼らは金融の仕組みについての理解に自信がないと認めている。

ロシア人は実物市場で多数のFX詐欺に直面しており、90年代がピークであったが、政府が行った改革で詐欺行為を抑制してきた。

中央銀行は、国内で非公認の両替を禁止している。しかし、問題は依然発生しおり、モスクワの年金受給者がモスクワ市内での非公認の両替ブースで外国通貨を交換時、100万ルーブル(約33,000ドル)を騙し取られた事があった。

スポットFX市場は一本化された体制の下、証拠金取引が行われるように取り組む規制機関である連邦金融市場庁(FSFM)によってさらに厳しく監視されている。

ロシアのブローカー数社が先導をきり、Forex Club社やアルパリ社を含む大手ブローカーが自主規制機関『KROUFR』を設立し、重要な課題について議論したり、事業の透明性への理解を向上させている。

国内先物市場は、一日に170億ドルもの取引高を記録し、NFEAによって記録されたOTC市場では、その取引高は一日あたり約200億ドルに及ぶ。新しいRTSは(オプションと先物取引所)2010年、目覚ましい成長を遂げた。
2010年には、226,504,533の個別株式銘柄先物契約がRTSで取引され、合計取引高が202,188,048であったヨーロッパのEurex取引所と、183,614,306のロンドン国際金融先物取引所を上回っている。

マネーマーケットフォーラムで専門家は、さらなる規制強化と教育向上にまだ重要な余地があると指摘した。
InvestCafeシンクタンクの共同ディレクターGrigory Birgは、現在のFXコースは、市場のリスクに対して学生を十分保護しきれていないと述べた。

また彼は、「FXコースは学生へリスクを開示しているが、FXのマーケティングキャンペーンは非常に活発であり、特に取引資金を集める為に作られている。」と述べた。

専門家が規制強化の必要性を訴えるもうひとつの理由は、ロシアのFX市場が金融知識をほとんど持たないギャンブラー向けのカジノとして扱われるようになっている事である。

政府が2009年にカジノやスロットマシンホールでのギャンブルを法的に禁止して以来、ロシアFX市場の売上高は急激に増加している。ギャンブラー達は、FXマーケットを特徴付ける手早く得られる投機的利益に魅了されている。

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Original article by Adil Siddiqui at forexmagnates.com





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