第3四半期米国FXブローカーの利益率レポート-OANDAがトップに返り咲く
遂に、全ての米国リテールFX業者は利益率の統計データを更新した。FX市場にとって非常に不安定な四半期で、一般的にFXトレーダーに高額の損失をもたらすとされるにも関わらず、結果は大変驚くもので全体の利益率は上がっている。これは明らかにFXトレーダーは、筆者の想像以上にこの乱高下を対処したという事である。
総合結果から、ほとんどの米FX業者は利益率を改善し、FXCM社は顧客利益率を8%も上げた。恐らく有利なスリッページは除いていると思われる。OANDA社は第3四半期の顧客の利益率が35.5%で、現在最も有益なブローカーである。Advanced Markets社は保有口座がわずか45口座で、収益性が23.8%伸びたが、これはあまり重要ではなくデータを偏らせるので計算には入れていない。
2011年の第3四半期は、アメリカの総リテールFX口座の増加はわずか111口座で、全体的な米国マーケットの成長は残念な結果となった。現在合計108,490のリテール稼働口座が米国のFX業者で保有されている。
*Average profitability changeはAdvanced Markets社を除いた、利益率増減の平均を指す。
**Weighted changeはAdvanced Markets社を除き、マーケット全体におけるより正確な平均増減幅の推定値。
2011年Q2レポートはこちら
2011年Q1レポートはこちら
2011年Q4レポートはこちら
2011年Q3レポートはこちら
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Original article by Michael Greenberg at forexmagnates.com
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